石丸・安芸高田市長、都知事選は無所属で出馬「地方の衰退止める」

有料記事

【動画】都知事選への立候補を表明した石丸伸二・安芸高田市長の会見=遠藤真梨撮影
[PR]

 6月20日告示、7月7日投開票の東京都知事選について、広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(41)が17日、広島市内で記者会見を開き、立候補を正式に表明した。「やらないといけないことがある。地方の衰退、これを止めるという作業だ」と動機を語り、無所属で出馬することも明らかにした。

 会見では、有識者でつくる「人口戦略会議」が先月に全国の自治体の4割にあたる744自治体が「消滅する可能性がある」とする分析を示したことを踏まえ、「多くの自治体が消滅に向かっている。一番大きな力を持っている東京都を動かす必要があると考えた」と説明。道府県知事らとも連携し、「(人口の)『多極分散』を実現していく」「(過密など)東京の課題も同時に解決できる」などと語った。

 無所属で立候補する理由につ…

この記事は有料記事です。残り416文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

  • commentatorHeader
    西田亮介
    (社会学者・日本大学危機管理学部教授)
    2024年5月17日16時46分 投稿
    【解説】

    「本気」で都知事選の当選を考えるのであれば、政党の推薦や事実上の支援が不可欠だ。最近の小池、猪瀬、石原という都知事選立候補前からの超著名人たちでさえそうだったし、現職が出るならなおさらのことであり、他の主要なライバル候補者もまた政党の支援を

    …続きを読む