かもじゅうでございます。

 

さてさて、今日のコラムですが、

なんか聞きかじるところによれば、不動産投資業界のセミナーとかで著名な●●○○センセ(具体名出せません)なんかはせっかく申し込みがあっても入居を断っちゃうことあるらしいじゃないですか。

そのセンセは

入居者属性に

不安を感じると・・・

『歯を食いしばって入居者を断る!』
そうですけど。

言っときますけど、かもじゅうは入居を断ったことはありません!(あ~っと、1回だけあったかも)

『質問は割とウェルカムです』じゃなくて

『入居者は割りとウェルカムです』

自主管理大家の神!「必殺大家人」様(楽待コラム総合ランキング第1位)だって『入居申し込みはお断りしない、それが必殺流空室対策だよ~ん!!ヨロピコ』って楽待コラムでおっしゃってました。(妄想発言を含んでいます)

物件に力がないとなかなか入居者を断ることってできないじゃないかって思ってます。

断りすぎて、不動産仲介会社が紹介してくんなくなっちゃったら、募集ネットワークのない自主管理大家としては致命的です。

以前、入居契約直前の方の、保証会社の申込書ファックスに、

小さい字で『物件変更』な~んて書いてあったりして、

「あ~他の物件を断られて、かもじゅう物件に回されてきたのかなぁ」なんて思っちゃったりします。

こういうファックスを見てると、いろいろ見えて悲しくなったりもしちゃいます。

かもじゅうの入居者ウェルカムな状況をお話しすれば、前出の申込者なんて

「無職」です。

でもOKです。

いちおう有名企業に10年以上勤務してたり、結婚が破談になって広い部屋が不要になったとか、あとから聞けばいろんなOKできる理由がありました。

で、当初、不動産仲介会社様からの問い合わせが来たのが、

海外旅行中(トロント@カナダ)の真夜中(時差13時間)なんですが、

不動産仲介会社様が『無職でもだいじょうぶですか?』って聞くんで、

かもじゅうから質問してみました。

かも
「無職でも保証会社つけば大丈夫ですけど、どうやって家賃払うんですか?」


「えぇ、この方がもし滞納しても保証会社がかもじゅうさんにお支払するから大丈夫です」

かも
「あ~、そっちじゃなくて、この方に今、定期収入なくてどうやって家賃払うんですかね」


「はい、もし家賃が払えなかったら保証会社からかもじゅうさんに家賃が振り込まれます」

もうかみ合わないのにもほどがあります。

もう1回同じ質問したら、「それなりの蓄え」で払うことと、現在就職活動中ということだと言ってくれました。
(もう観光で疲れて眠いんだから、先に言えよ)

不動産仲介会社のみなさまも、まずは入居者が安全な方である理由をちゃんと考えてご連絡いただきたいなぁと思う次第です。
(そしたらそれはそれでガンガン突っ込んじゃいますけど)

とは言うかもじゅうでも、過去に一度だけ入居者を断ったことがあります。

今日のコラムはそのときのホントにくだらないお話をいたします。

今からちょうど1年くらい前の土曜の朝、外出中に、超有名不動産仲介ネットワークの山手線沿線店舗から電話がありました。

この店舗に募集を依頼したことありませんでしたが、他の店舗で募集している事案を周辺店舗から申込になる、ってケースはよくありますのでこれは不思議ではありませんでした。

ただ電話での第一声が
「かもかも物件、○○号室ですが、申込み入りましたので」

これっておかしくないですか?

普通、募集中であっても空室かどうかの確認があって当たり前でしょ。

思い出してたら、

腹立たしさがふつふつと湧き上がってきたんで、サラしちゃいますと

『kmgm店』です。(会社名等の実名表示は楽待コラムの禁止事項です)

どこのネットワークかはいちおう言いませんけど。

なんか変な仲介から電話がかかってきたなぁ、

と思って自宅に戻るとすでに入居申込書と運転免許証のコピーがファックスされてました。

えっと保証人は・・・書いてない。

保証会社は・・・使わない?

いつから入居かな・・・

あさって月曜?

なんじゃこりゃ?

もうちょっとよ~く見てみると、運転免許証の住所と申込書記載の住所が微妙に違います。

都道府県と市名、番地はあってるんですが、その間の漢字を書き間違えていてしかも『町』が抜けています。

これ住所わかってないじゃん。

これってKMさん著名ブロガーが入居をお断りする対象者(住所が言えない人)です。

すぐに断り電話しよ、と思ったら『kmgm店』から電話がありました。

kmgm店
『申込書ファックスしましたので』

かも
『あの~すみませんけど、これ御社の審査の基準通ってるんですか』

kmgm店
『はい、問題ありません』

かも
『保証会社使わなくて保証人も記載がないんですが』

kmgm店
『保証人はお父様です』

かも
『書類とか契約前に集まるんですか』

kmgm店
『入居してからになっちゃうんですけど大丈夫です』

もうここまで堂々とザックリしてると、なんか逆に突っ込みどころを失いそうです。

しかもこちらから質問しないと多くを語ろうとしません。

ほんとにこの人仲介なんでしょうか。

かも
『この件、いつ書類集めて、いつ契約するおつもりなんですか?』

kmgm店
『えっとあさっての月曜日に入居ご希望なので、月曜日の午前中に契約いただいて、午後にはお引越ししていただきます』

かも
『保証人の書類とかどうなるんですか』

kmgm店
『ちょっと遅れるんですけどこちらでも対応するので大丈夫です』

もう話しがおかしすぎます。

でもいちおうファックスもらっちゃったんでもうちょっと聞いてみました。

かも
『あのホテルとか短期貸しじゃないんで、いちおう2年の賃貸契約ですよね』

kmgm店
『もちろんです』

かも
『だいたい申込書の住所は違うし、書類も揃わないし、あさって契約してすぐカギ渡すっておかしくないですか』

kmgm店
『住所違ってました?あ~そうですか~本当にそれは申し訳ありません』

かも
『もう一回お聞きしますけど、御社の審査は通ってるんですか。だいたい書類もなしに審査できないじゃないですか』

kmgm店
当社の審査は通っています(キッパリ)』

あ~こりゃダメだ。

かも
『このお客様、お断りします。失礼いたします』

kmgm店
『あ~だ(めっすかねぇ・・・)』
(kmgm店がしゃべってる途中で切りました)

さすがに驚きです。

たぶん10分程度の電話だったかと思いますけど、時間を返せって思いました。

ホントあり得ませんけど、
『歯を食いしばって(?)入居者をお断りした』のはこの件だけです。

ほかの仲介会社様はキチンとされた会社様ばかりでニアピン賞にも出会ったことはありません。
(冒頭に書いた方くらいなのは結構ありますけど)

まぁ、たいていは、まともな仲介会社様なので、その時点で審査が入りますから、かもじゅうの突っ込みはあっても、断ることはありません。

これからも
『入居者は割りとウェルカムです』の精神で、
『歯は食いしばらず入居者を受け入れて』
なんちゃって満室経営を続けていきたいと
あらためて思った次第でございます。
※とはいえ最近は申込もらってても、契約までの申込者が所在不明になっちゃったり、急に入院しちゃったり、転勤が中止になっちゃったりってのほうが多い気がします。。。
(二股三股かけてもいいからちゃんと早めに断ってよ・・・)