THE名門校【東京・かえつ有明中高…3分の1が国際生!主体的に考える】
番組内容
今注目の人気校、かえつ有明中・高等学校。中学の出願倍率が、なんと『直近4年連続で12倍以上』というから驚きだ。その人気に比例して、早慶上理などの難関大学合格者を年々増やしている。脅威の躍進を実現させた『国際社会を意識した主体的学び』に迫る。東京江東区…りんかい線の東雲駅から徒歩で10分。急速な発展を続ける臨海副都心に、かえつ有明の校舎はある。前身の女子校から2006年に共学化、この地に移ってきた。
出来てまだ17年の校舎は、近代的な造りの5階建て。純白の建物が、人工芝の緑が輝くグラウンドと相まって、臨海都市の広い空によく似合う綺麗な学校だ。鮮やかなブルーのゴムチップでつくられたテニスコートでは、中学生男子の主要全国大会で3冠を達成した硬式テニス部が快い打球音を響かせている。東京湾からの潮風に花木が揺れる屋上庭園、カリヨンベルの優しい音色が流れるテラス、広いカフェテリア。どこを見ても開放的だ。
そんな校舎の中を歩いていると、すぐに気がつくことがある。それは英語で談笑する声。実はかえつ有明は、約3分の1が帰国子女や国内インターナショナルスクールを卒業した『国際生』。一般生徒との壁は無く、まるで海外の学校のようだ。校内の設備も国際的。常駐のカウンセラーがいる『カウンセリングルーム』ではゆったりしたソファとかわいいぬいぐるみが心をいやし、『PC教室』では1人2台のパソコンを使い知識の海を泳ぐ。
和室で日本文化を学ぶのも、世界中の人々と交流するために必要な教養だ。そして授業も『国際的に活躍できる人材を育てること』が大きな目標だ。そのため、ほぼ全ての授業で『対話形式』のアクティブラーニングが広く取り入れられている。生徒と先生が輪になり様々なテーマについて深く意見を語り合う。『自ら主体的に考える』それが大切なのだ。そんな中番組は一人の中3女子と出会った。強豪のマーチングバンド部で抜擢されたが…
出演者
【ナレーション】紺野彩夏
番組概要
行きたい学校が見つかる“テレビ学校訪問”伝統と歴史ある日本の『名門校』に一歩足を踏み入れるとどんな風景が広がってるのか?現役の生徒たちはどんな思いで何を目指して日々「熱い青春」を燃やし続けているのか?学校のホームページや卒業生の言葉だけではわからない「名門校の生の姿」を伝えていく情報ドキュメンタリー。
『行きたい学校が見つかる!なりたい自分が見つかる!』番組です。
受賞歴
2020年日本民間放送連盟賞 番組部門<エンターテインメント番組>優秀賞
テーマソング
【テーマソング】ほのかりん「ヒーロー」
映像について
この番組は、BSテレ東(2K)放送番組を4Kにアップコンバートして放送しています。