加計学園の岡山理科大学獣医学部。世界に先駆けて最先端の獣医学部を作るという名目で、特区として認められたもの。数々の疑惑があったが、その後の結果をフォローすることが大事だと思って注視していた。国家試験に全国平均をはるかに下回る合格率。これが結果だ。
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農水省『獣医師国家試験の結果』(maff.go.jp/j/press/syouan…)によると、第75回獣医試験「新卒」区分で岡山理科大の合格率は67.5%と全17大学16位に留まりましたが、東京大学の60.9%を上回っており、最下位ではありません。
また、新卒区分の受験者は1029人、合格者は868人ですが、岡山理科大は受験者が114人で４位、合格者が77人で５位であり、受験者、合格者ともに少ないとはいえません。
ポストでは「率」のみ強調し、受験者数、合格者数に言及していないなど、あたかも岡山理科大学の教育水準が低いかのような誤解を招く恐れがあります。