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沸騰ワード10

金曜よる7時56分~8時54分 放送

電話帳700冊を持つ名字研究家vs10万種超を彫ってきたはんこ職人「日本の珍しい名字」頂上決戦!

2018.08.17 公開

珍名を見つけるべく、名字業界で伝説の里・愛媛県愛南町へ

8月17日(金)放送の「沸騰ワード10」では、第4戦となる「名字頂上決戦」が開催された。研究用に電話帳700冊を持ち、40年以上かけて全国を練り歩き、さまざまな珍名を発掘してきた名字研究家・髙信幸男さんと50年に渡10万種超のはんこを作り続けてきたはんこ職人・秀島徹さんの名字頂上決戦の様子を放送。前回の第3戦では、10本勝負でまさかの全敗を喫した名字研究家。第4戦の目標は10問中2勝。「2勝できなかったら、引退する覚悟」と自ら退路を断ち、第4戦へ挑んだ。


リベンジを果たすべく、名字研究家が向かったのは、珍しい名字が多く集まるという愛媛県南宇和郡愛南町。2つの岬に挟まれた愛南町は、集落ごとに野菜や魚、漁具にまつわる名字が集まる珍しい町。148年前、当時の地主が住所代わりに魚地区や野菜地区などに分け、それぞれにまつわる名字を与えたのがきっかけだという。そんな愛南町で出会ったのは、「鱒(ます)」、「大根(おおね)」、大敷網という定置網が由来の「大敷(おおしき)」、全国に1軒しかないという「松綱(まつつな)」など貴重な珍名ばかり。計15の珍しい名字をゲットし、決戦へ臨んだ。

名字研究家、2勝を達成し、引退を免れるか!?

名字頂上決戦のルールは、名字研究家が名字をフリップに書き、その名字のはんこが店にあるかどうかの10番勝負。対戦相手は、はんこ屋「はんのひでしま」の職人・秀島さん。知識が勝つか品揃えが勝つか、名字研究家・髙信さんの引退をかけた決戦となった。

「引退がかかっているので、負けるわけにはいきません!目標は2勝です」と語る名字研究家が最初に選んだのは、愛南町で見つけた全国1軒の激レア名字「大敷(おおしき)」。「ちょっとヤバイかもしれない」と動揺した様子を見せながらも、はんこ職人がまずは1勝。毎年3月に行う在庫チェックで新たに彫ったばかりだという。

第2問、「八月一日」の旧字体だという「八月朔日(ほずみ)」もはんこ職人の勝ち。しかし、第3問の長野県に1軒だけある超難読名字「𠥼木(ととき)」は名字研究家の勝ち。ハイタッチをして喜びをあらわにする名字研究家・髙信さんだったが、その後の第4問から第8問まで連続してはんこ職人が勝ち星を重ね、残すところあと2問に追い詰められた。

第8問目に髙信さんが選んだのは、愛南町で出会った「立目(たちめ)」。「初めて見た」「こういう簡単な字の組み合わせは一番無い可能性が高い」と語るはんこ職人だったが、勝負ははんこ職人の勝ち。この名字も3月の在庫チェックの際に加えたものだという。

 

最終問題は、名字研究家の「私が選んだベスト1」だという愛南町で出会った全国1軒の超激レア珍名「杓子屋(しゃくしや )」。スタジオの出演者たちが固唾をのんで見守る中、最終問題の勝者は、名字研究家!目標の2勝を達成し、はんこ職人に「今まで出会ったことのないお名前です」と言わしめた。

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