ひとでなしこそ最高の美徳。
体の匂いで相性を見たいと書いたら、結構色々な人から「けしからん」とか「女性蔑視だ」と怒られた。私は頻繁に怒られる。経験則的に、怒る人は図星だから怒っている。ブスにブスと言えば怒る。デブにデブと言えば怒る。真実は常に不謹慎で、道徳や倫理を破壊する。私は、自分の中に極道を感じる。そのため、カタギを巻き込んではならない(女子供を泣かせてはならない)と考える。女子供はタコ糸みたいなもので、それらを足手纏いだと思って切り捨てると、切り捨てた人間(タコ)は即死する。足手纏いだと思っていたもののおかげで、実は命拾いをしている。極道は、法より掟を重視する。
極道は滅びを内包している。やらなければならないことをやらない代わりに、やっちゃいけないことをやる。言っちゃいけないことを言う。自分を責めて「自分はゴミだ」とか「自分は社会不適合者だ」と毎日思う人も極道である。自分を責めても誰も幸せにならない。極道には極道の生き方がある。自分をダメ人間だと思うより「私は貴族である」とか「私は皇族である」と思う方が精神衛生に良い。常識を決めたのは他人だが、常識に従うか決めるのは自分だ。通常、テストで百点を取ると褒められる。だが、極道の世界では「百点を取るなんて、社会に毒されている証だから気をつけろ」となる。テストで0点を取ると「君は最高だね」と褒められる。極道は、百点満点のテストで0点を取ること、あるいは百万点を叩き出すことを目指す。
お前みたいな人間ばかりになったらこの国は滅びると言われるが、そう言うことを言う人間から滅びる。時代は転換期を迎えている。真面目に一生懸命働かないとダメだと言う人間から滅びる。細菌と戦う人間から滅びる。太陽フレアと戦う人間から滅びる。大量発生したカメムシと戦う人間から滅びる。これらは自然からの合図である。法律だけではわからない。だが、動物的な本能や直感を頼りに掟を守って生きてきた獣にはわかる。そっちじゃない。こっちだ。野生の動物は死ぬ時に死体を見せない。人知れず死ぬ。骨さえも残さない。自然消滅する。掟を極めた人間は、見た目年齢は永遠に若々しいまま長生きをして、最後は人知れず姿を消す。健康的な日々を過ごせば健康的に死ぬ。苦しんで死ぬのはリズムが狂っているからだ。病気は事故死と同じであり、寿命を全うしない死は全部事故死である。人間界は事故死に満ちているため、死体を見せずに死ぬことができない。自然のリズムに従えば、見た目年齢は四十歳を維持したまま二百歳まで生き、最後は消滅する。
勝手に期待して勝手に幻滅する人には審美眼がない。あなたの言う通りにやったが効果がなかったと怒る人は、幼稚園児よりも未熟である。それを見て元気になった、楽しくなった、嬉しくなった、それが効果である。あとは全部自己責任。裏切られたと言う人は、自分が自分の信念を裏切っている。そこに光を見たのなら「これを信じて死んだとしても、楽しかったと思って死ねるから問題ない」と思うことであり、信じることを途中で放棄した自分に責任がある。国や社会に期待して「お前が変われば俺も変われる」と言っている人は、全員未熟なガキである。常に甘えられる対象を求め、自分が思う通りに甘えさせてくれなかった人間に毒を吐く。極道はダサさ回避に命を賭ける。この世で一番ダサいことは、誰かのせいにすることである。
極道がカタギの看板を出して商売すると詐欺になる。出す看板を間違えると痛い目に遭う。ダメ人間なら「異人館」の看板を掲げる。間違っても「未来館」とか「ちゃんとしてます館」の看板を出してはならない。看板を間違えると客からクレームが来る。客のクレームは「そっちじゃないよ」と気づかせてくれる合図である。私に期待をする人は、私の看板を読み間違っている。坂爪圭吾(私)は、ひとでなしである。誰かを助けたいとか誰かを救いたいとか思っていない。そんなことより「遊びたい」とか「楽しみたい」とか「愉快な気持ちになりたい」と思っている。内面よりも外面を整えることに命を賭けて、一生懸命に真面目に生きたい人は私に会わない方がいい。ひとでなしでもいいよ、ひとでなしにこそ会いたかったんだよと言う人は、一刻も早く私と友達になった方がいい。間違いなく元気になる。山口県のある地域には、旅人を厚くもてなす風習があった。だが、冗談が通じない旅人は歓迎されなかった。私は、一緒に愉快な気持ちになれる人間を愛する。定期的に「なんで自分はこうなんだろう」と自分で自分がわからなくなりながら、まあ、仕方がないよねと受け入れて「お互い業が深いね」と笑い合える人間関係こそ、最高だと思っている。
坂爪さん
何度もすいません、京都の○○○○です!ブログに私との話を書いてくれてありがとうございました♪
勝手に見なくていいものを見て不機嫌になるのは格好悪いなあと思い出しました。「何歳であれ最後まで生き切るってすごいことだ」と確信をもって言い続ければよかったです。
私は、昏いほうに目を向ければどこまでも闇しか見えなくなる質なのだと思います。そんな時に、ほんの少しでも光のある方に目を向けさせてくれるものがあれば救われます。気持ち悪いですが、私は坂爪さんに救われたのだと思います。坂爪さんに会ってから実体のない「世間」への不満がなくなりました!
やった方がいいこととか、やらない方がいいこととかはすぐ無数に思いつくけれど、私を動かすのは強烈な生と瞬だけであって、それが君でした!いつか体ごとください。
どうかよき夜を♪
おおまかな予定
5月16日(木)静岡県熱海市界隈
以降、FREE!(呼ばれた場所に行きます)
5月19日(日)わたり文庫開設記念企画 feat.臭活
https://note.com/keigosakatsume/n/n0ddb91d342e7
連絡先・坂爪圭吾
LINE ID ibaya
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE https://tinyurl.com/2y6ch66z
バッチ来い人類!うおおおおお〜!
コメント