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沸騰ワード10

金曜よる7時56分~8時54分 放送

「栄祝」「賀儀山」「幸福司」縁起の良い激レア名字も続々!名字研究家VS日本一のはんこ屋 第18弾

2023.04.28 公開

4月28日(金)放送の「沸騰ワード10」は、名字研究家・髙信幸男さんと、日本一の品ぞろえを誇るはんこ屋・秀島徹さんの「名字頂上決戦」第18弾。

ルールは簡単。髙信さんが珍しい名字をフリップに書き、秀島さんはその名前のはんこが置いてある場合その名字、なかった場合は降参のはんを押すというもの。





これまでの勝負はなんと髙信さんが17連敗。果たして、今回こそ勝利を手にすることができるのか!?


第1問:宮城県美里町に3軒の幻の名字

第1問はこちら!



「縁起がいいので行きたいと思います!」と出したのが、「栄祝」というおめでたい印象の名字。

視聴者から届いた、宮城県美里町に3軒しかいない幻の名字とのこと。秀島さんが押したのは…?



降参のはんこ!「楽勝であると思ってたんだけど」と、自身も納得がいっていない様子の秀島さん。

読み方は、「さいわい」。もともと、「幸」と書いて「さいわい」と読む名字の人がより縁起の良いようにと漢字をこのように変えたとのこと(髙信さん調べ。諸説あり)。


第2問:日本に5軒の激レア名字

2問目も「次も縁起の良い名字で行きたいと思います」とこちらを出題!



「何とかあって欲しいけどな」と言いながら、はんこを探し始める秀島さん。秀島さんの得意な広島県の名字だが、日本にたった5軒という激レア名字「賀儀山」。

「ダメだこれは。全然頭が回ってない」と言いながら押したのは…



「くっそ!降参」のはんこ!髙信さんは2連勝!

読み方は、「かぎやま」。鍵に関わる仕事をしていた鍵山さんが、縁起のいい漢字に変え名乗った名字だという(髙信さん調べ。諸説あり)。




第3問:全国3軒の縁起の良い名字

3問目も、またまた縁起の良さそうなこちらの名字を出題!



「幸福」という名字は全国70軒ほどあるが、この名字は3軒という。

「はい!お待たせいたしました」と戻ってきた秀島さんが押したはんこは…?



降参!これで、髙信さんは3連勝!

読み方は「こうふくじ」。髙信さんは寺と書く名字は「結構全国にある」中で「住職の方が寺をこちら(司)に変えて」「もう一つが『幸福』さんていうのも何十軒とあるんですよ」「その仲間の一番、司だからね。その人が名乗ったのかもしれないね」と分析した。


第4問:髙信さんの地元・茨城県の名字で勝負

髙信さんがリードするなか、4問目はこちら!



「(出会った)この方がいるのは茨城県なんです」「意外にないかもしれない」と、地元の勝率の高さからこちらを出題したよう。

押したはんこは…?



「八文字」のはんこ!これで、挽回のための1勝!

江戸時代の小説『南総里見八犬伝』でも、数珠に現れた8つの文字が出てくるなど八文字は縁起の良い言葉とされ、名字にする人がいたそう(髙信さん調べ。諸説あり)。




第5問:クヌギの木を意味する珍名

続いて、5問目に出題したのはこちら!



「桾沢」という名字を見て、「あちゃー、これ読めねぇや」「いや〜探しようがねぇな」と頭を抱える秀島さん。

戻ってきた秀島さんが押したのは…?



なんと「桾沢」のはんこ!読めずとも、品ぞろえにはあったよう。ちなみに読み方は「ぐみざわ」。

「桾(くん)」という字はクヌギの木を意味し、これが「グミ」と訛ったと考えられ、クヌギが生えている沢の近くに住む人が名乗った名字だと考えられるそう(髙信さん調べ。諸説あり)。


第6問:簡単な漢字だけど読めない珍名

せっかくのリードも巻き返されている髙信さん。6問目に出題したのは、こちら!



1文字ずつ並ぶのは簡単な漢字だが、読み方がわからない珍名。

「これなんて読むんだっけ」と言いながら探し始める秀島さん。果たして、名字のはんこはあるのか…?



秀島さんが押したのは、「下大洞」のはんこ!これで同点に!

読み方は「したおおぼら」。岐阜県岐阜市や高山市にある地名から「大洞(おおぼら)」という名字が生まれ、その人たちよりも下ったところに住む人が名乗った(髙信さん調べ。諸説あり)。




第7問:1200年以上前から伝わる激レア名字

同点にされてしまった髙信さん。7問目はこちらで勝負!



1200年以上前の天平時代から伝わったとされ、全国に4軒しかないこの名字。しかし、名字を見るなり、「いわきです!福島県いわき市」と秀島さん。

そして、押したはんこは…



「甘南備」のはんこ!

読み方は「かんなみ」。「天平時代の書物に『甘南備 真人』がいるんですね。真人ってのは昔の姓(かばね)っていう位なんですよ。で、その中で真人っていうのが一番位の高い人。で、これは天皇家の血がつながった人がもらったと言われているんです」と髙信さん。

甘南備 真人から取られた大阪府富田林市の甘南備(かんなび)に住んでいた人が「かんなみ」と名乗り、いわき市へ移り住んだと考えられる(髙信さん調べ。諸説あり)。




第8問:1700年前の古墳時代の歴史にまつわる珍名

とうとう逆転されてしまった髙信さん。8問目に出題したのはこちら!



視聴者からの応援メールから出題したというこちら。全国で7軒ほどの珍名さん。実は今からおよそ1700年前の古墳時代の歴史にまつわるという。

「いや〜参ったなこれ。ん〜」と秀島さん。「はい!お待たせしました」と押したのは…?



「造隼」の名字のはんこ!

古墳時代、鹿児島に住んでいた「隼人」と呼ばれる人々が大和朝廷に地方を治める官職「国造(くにのみやつこ)」に命じられ、それぞれの漢字を組み合わせこの名字を名乗ったという(髙信さん調べ。諸説あり)。




9問目:漢字違いの「ひでしま」で勝負!?

秀島さんに王手がかかった9問目。出題したのはこちら!



なんと、秀島さんの漢字違いの「日出島(ひでしま)」!

自分の名前の漢字違いは彫ってありそうにも思うが、「数が少なくて彫ってない可能性がある」「一か八かでいきます!」と髙信さん。

縁起の良い名字「賀儀山」の時に、「もともとは私の秀島も、今は優秀の秀を書いてますけども、昔は『日が出る島』で三字名だったんです」と自らコメントしていた秀島さん。

果たして、はんこはあるのか…?



秀島さん、降参!「山、鳥の嶋は彫ってるんです」と「日出嶋」はあったというニアミス!

「いや、まさか『ひでしま』でやられるとは」と秀島さん。髙信さんは「秀島さん彫ってくださいよこの印鑑も。教えましたから」と満足げ。


第10問:全国1軒、東京・八王子の珍名

運命の第10問、挑むのは全国1軒のこちらの名字!



東京の八王子にいるというこの名字。髙信さんが講演会で見つけたそう。

無言で「志豆機」の名字を見つめる秀島さん。読み方も「わかってません」というが…果たして、勝負の行方は…!?



秀島さんの勝利!

読み方は「しずはた」。静岡のしずの由来とも呼ばれる「賤機山(しずはたやま)」の麓にある浅間(せんげん)神社の神官が縁起の良くない「賤」の字を変えて名乗った名字だという(髙信さん調べ。諸説あり)。

ということで、またも髙信さんは勝利ならず、18連敗を記録してしまうことに!

それでも「勝ちたいんですよ!」と髙信さん。髙信さんの勝利を見る日は近いのか、遠いのか…!?

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