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“4人の妻”と共同生活する「北海道の一夫多妻男」を直撃。夫人たちに本音を聞いてみた

「全員が大雑把だからいいのかも?」

彩花

第2夫人の彩花さん

 第2夫人の彩花さんも「浮気なんて絶対にありえないと思っていました」という自身の恋愛観を語ってくれた。 「私はそれなりに恋愛してきたほうなんですが、彼が人間的にどの元カレよりも面白いと思って。刺激的で自分にはない部分をいっぱい持っているから飽きない。面白い日々を過ごさせてもらっています」  とはいえ、共同生活においてはトラブルはつきもののような気もするが、彩花さんは少し考えたのちに「ないです」と言い切った。 「不満は出かける前にトイレや洗面所の渋滞が起きるくらいかな。“洗い方が気に入らない”とか “ティッシュペーパーがない”という共同生活あるあるみたいな喧嘩もない。みんな思いやりや気遣いがあって、全員がO型とB型で大雑把だからいいのかも?」  もしも第5夫人が入ってくるとしたら「A型の人は合わないかもしれない」という。

「はじめは詐欺師かと思いました(笑)」

千晴

第3夫人の千晴さん

 そして第3夫人の千晴さんは渡部さんのことを「はじめは詐欺師かと思いました」と豪快に笑う。2人の出会いはマッチングアプリだった。 「ちょうど出会った頃は、私も少し遊んでいたので。暇潰しでマッチングアプリで出会った人たちをハシゴしていたんです。その中の一人が彼だった」  2人がマッチングしたとき、渡部さんは年齢を10歳もサバを読んでいたというからすごい……。 「23歳の設定で、いきなりベンツのSクラスでやってきた(笑)。そんなん詐欺師にしか見えないじゃないですか」  千晴さんも「自分の人生がこんなふうになるとは思ってはいなかった」と振り返る。 「普通に結婚して子育てをすると思っていました。最初は『とりあえず一緒に住んでみて無理だったら出ていこう!』っていう軽いノリでした。そもそも1人でいるのが好きだったから、こんな関係が長く続いていることに自分がいちばん驚いています」  自身の家族に対しては「理解はできないかもしれないし、しなくていいけど、“妥協”してくれたら嬉しいな」と語っていた。
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「彼ほど面白い人はいない」
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