人を凶暴にし、子宮ガンをつくるネオニコチノイド系殺虫剤が、日本の茶葉から多量に、ペットボトルのお茶からはすべて検出され、市販のお茶に危険性があることが明確にわかった

調査したのは北海道大学などの研究チーム。文部科学省などから資金援助を受けて実験を行い、論文をインターネットの専門媒体に発表した。
世界中で使用されているネオニコ系殺虫剤は、子宮への発ガン性、胎児への影響、神経毒性などが指摘され、
使用禁止や制限に踏み切る国や地域が増えている。
残留性が高くて使用回数を減らせるので「減農薬」として用いられ、多くの農産物に多量に使用されるようになった日本は、まだ規制の大幅緩和を進めている。
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この投稿で触れられている論文では,日本で販売されている46種のペットボトル緑茶飲料の全てから,6種類のネオニコチノイド系農薬と2種の代謝物が検出された,とされていますが,その濃度から算出した,緑茶からの成人と幼児のネオニコチノイド系農薬の一日摂取量は ADI(一日接種許容量)の2.1%未満とされています(高本 他,2019: 27).
この論文は,緑茶飲料の安全性を検証したものです.
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高本 亜希子 他著(2019)「ペットボトル緑茶飲料中のネオニコチノイド系農薬および代謝物の分析と安全性評価」日本食品化学学会誌,26巻1号, 17-27頁
doi.org/10.18891/jjfcs…