歴史的世界チャンピオン、ケ
ニー・ロバーツのフォーム。
彼こそが現在に続くグランプリ
のシステムを作った。二輪界
の革命児でもあった。
綿貫舞空(マイク)のフォーム。
先月の2024年4月に世界耐久
選手権ルマン24時間で3位表
彰台に上がった。
マイクのフォームはオーソド
ックスなケニーが確立したフ
ォームを採っている。最近流
行りの足を延ばしたり極端に
路面近くに頭部を持って行く
乗り方ではない。王道のセオ
リー通りの乗り方。ケニーだ
けでなく、根本健氏(ネモケン)
や片山敬済氏、金谷秀夫氏、
平忠彦氏、本間利彦氏、原田
哲也氏、バリー・シーン等世
界のトップライダーは全員こ
のフォームだった。無論1980
年代以来現在まで世界トップ
はすべてこのフォームがベース。
綿貫はモーターサイクルクラブ
エイトコマンドメンバー。
根本健。元世界グランプリライ
ダー。
1970年代前半、日本チャンピオ
ン獲得後に世界グランプリの世
界に飛び込んだ。
当時、オートバイの選手や一般
搭乗者は中卒だらけの時代に、
慶應義塾の彼が二輪の世界に入
るのは異例中の異例だった。
のちに世界チャンピオンとなる
片山敬済選手と共に世界グラン
プリを転戦した。妻も同行し、
ピットからサインボードを出し
ていた。ワークスではなくプラ
イベートでコンチネンタルサー
カスを実体験した数少ない日本
人の一人。
その論理性に貫かれた文章力は
のちに二輪専門誌ライダースク
ラブの編集長の時に開花する。
彼の乗り方の論理的理論的な
解説により私も多くの事を学
んだ。
ネモケンの公道でのフォーム。
私の公道でのフォーム。
これは直線減速停止直前なの
で上体をかなり起こしている。
MC8Cメンバー。
ただ、この私のフォームを見て
「これ程乗れてない奴見た事
ない」「なで肩」等々とネット
でさらに口汚い言葉を交えて
誹謗中傷しているヤカラがいる。
それに多くの有象無象のネット
犯罪者が同調していた。
私のこのフォームが乗れていな
いのならば、ネモケンどころか
ケニー・ロバーツさえも乗れて
いない事になる。
上体起こし背骨直立硬直ヤキト
リ姿焼き石像カカシ載りこそが
正しい「乗れている姿」と思い
込んでいるのだろう。それらの
ヤカラはハングフォームさえも
「膝パカ」と称して否定し中傷
している。
的外れの不見識にも程がある。
通り魔の如き脳内妄想族の現実
を見られない薬物中毒者のよう
な幻覚や妄想は恐ろしいものが
ある。
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