高知県内の未成年の女性にみだらな行為をしたとして高知県警は5月14日、県立高校の教員を県青少年保護育成条例違反の疑いで逮捕しました。

県青少年保護育成条例違反の疑いで逮捕されたのは県立高校教員で安芸市の西岡達二容疑者(54)です。

県警によりますと西岡容疑者は12日午後4時半ごろ県内に住む10代の女性に対し未成年であると知りながらみだらな行為に及んだ疑いがもたれています。警察は5月「学校の教員が少女と交際しているのでは」という内容の情報提供を受け、捜査していました。

西岡容疑者は警察の調べに対し「間違いありません」と容疑を認めているということで、警察は詳しい動機と経緯を調べています。

教員の逮捕を受けて県の長岡幹泰教育長は「誠に遺憾であり、深刻に受けとめている。 各学校への指導を更に徹底し県民の皆様の信頼を回復できるよう取り組んでいく」とコメントしています。

教員の不祥事はたびたび発生していて、今回を除いて過去5年間で詐欺や強制わいせつなどで逮捕された公立学校の教員は10人に上っています。