和歌山市役所の現実

命を削ってまで貫いた使命

市役所内でどんな事が行われたのでしょう?

 

それは、なぜ行われたのか?どんな意味があったのか?

 

人の命が失われなければならないことなのか?

 

皆さんに何が行われたのか わかったことを お伝えします。

 

 

 

※画像は著作権フリー画像を用いたイメージ、

文面は実話をもとに亡くなった彼の立場に成り代わり創作したフィクションです。

ー公共料金を支払わなくてもいい人ー

 

とある朝、朝礼前のルーティーンである、業務メールのチェックをしたところ

この5月に?時季外れの人事異動の発令があるのを見つけ確認。彼の顔色はさっと血の色が引き、こわばりました。

「こう来るか!!」

彼にはこの人事異動が信じられないし、言い知れない恐怖を感じました。その理由は即座に理解できました。

というは、受け持つ業務のなかで誰もがやりたがらない、公共料金収納にかかる、滞納者への対応とその処理、民間金融機関でいうところの取り立てです。長期に滞納があると事情を聞き取りし、その内容を勘案し、お困りになられてる市民に個別に対応策を講じることとなるのですが、どうゆうわけか長期滞納であるのに、対処した履歴のない案件がありました。同僚によると、「それは課長案件やから。」詳しく聞くと、どうも滞納者は和歌山市役所で勤務する、人権にかかる非常勤講師で、主に部落問題にかかわる講演を受け持っていた人物。関わると面倒なので誰も取り組んでいなかったようでした。

 

 

 

自分は採用されたときの研修で、公務員は公僕。すなわち公のしもべであると教わりました。公正な公務執行を心がけることを信条としていますので、ここは粛々と、滞納整理を執行することとしました。上司は心配そうな面持ちではありましたが・・ 

 

その結果がこの人事異動命令というわけです。

 

移動先は、その人権講師が、会長を務める子ども会のお世話が主務となる、某地区の児童館への配置転換でした。 その児童館は、以前に、勤務中にかかわらず同和に関するビラまきを命じられるなど、公務外の仕事を押し付けられると聞いたことがありましたし、市の職員であるにも関わらずに、税金や家賃などを滞納しておきながら、平気な顔で人に講演してまわるほどの、講師先生のもとで、それは、それは、しっかりと、部落解放のためならば、公共料金を納めずともよい理由をご説明くださるおつもりで、僕のことを引き抜いてくださったのでしょう。さぞかしご丁寧に、さぞかしゆっくりと念入りに、絶対にわかりましたというまで・・・ 。 

  

それと分かっていながらも、異動命令に逆らうわけにはいきません。

数年の辛抱でしょうし、とりあえずは行くしかないと腹をくくりました。

 

ー 子どものための補助金を着服 ー

 

残った仕事の引継ぎも早々に済ませ、配属先の青少年課へ挨拶。出先である児童館へ向かいましたが、市役所の勤務時間には子どもは学校ですし、4-5人いる職員だけが簡単な事務処理や、せいぜい掃除をするくらいのもので、田舎で静かな環境も相まって平和そのものな環境ではありますが、

その仕事の引継ぎを受けて

「はぁぁ 嘘やろ」 

「いやいやいや ないでしょ」思わず口に出してしまいました。 

腰を抜かすほど驚きました。こんなことが平然と公務員が行っているなど、到底信じられません。

前任者曰く

「以前からやってるんよ 他でもやってる 頼むからやってくれ 頼む」

と懇願されました。彼自身はこれで利得をえてるわけではありませんが、しかし 一度不正な事務にかかわると言わば共犯者です、公になるようなことになると、とばっちりで処分を受けるやもしれません。しかし、こんな不正行為を見過ごす上司は何をしてるのかとの思いも強くあるし、監査役員や指導する立場にある県庁までもが見過ごすとは。 やはり大きな力が作用している証左ということになります。このままここにいれば、人権講師のグループに削られるに決まっていますし、四面楚歌のなか、ひとりで戦える相手ではなさそうです。

聞くところによると和歌山では、同和関連のグループが形成されていて、一部の市役所の局長・部長・課長クラスのみならず、市会議員や県会議員 国会議員までもが、そのグループの一員となっているそうです。

特定の団体の利益ではなくなるだけ、公平・平等・公正に仕事をすすめたいんです。自分は公僕ですから!!

 

ー 報復人事 ー 

 

人権講師の滞納金の差し押さえを実行したことへの報復ということと理解しました。

 

誰かがこんな業務は断ち切らなければならないとの、思いはあるのですが・・

どんな目にあうかわかりません。こんなところにいられるはずもなく。胃液が上がってきて。喉はカラカラで、意識がどこかに行ってしまったようになり。

なぜこんな目にあうのか、誰も信じられなく、身動きが取れなくなっていく自分がいました。

 

自分が小さく思え、長いものに巻かれない自分が大人でないのか。自分のことを誰からも理解されないんじゃないか。もう市役所では勤められないのか。ネガティブな考えでいっぱいで眠れなくなり、職場に足が向かなくなってしまい。鬱々とした日々を過ごすこととなりました。

 

数日後、

市役所に関係しない友人から

「休んでるらしいけど気晴らしにツーリングに行こうや」

とオートバイ仲間に誘いがあり、散々な立場を理解してくれ、励まされ。

学生時代からお世話になっている眼鏡店長にも、話を聞いてもらい。自分は間違っていないと、自信を持ちなおすことができました。 

 ー 窮鼠ネコを噛む ー

  

追いつめられると何倍もの力が出るものです。内部告発するための公益通報という仕組みがありますのでこの不正な事務を告発することにしました。

出るところに出て白黒つけてもらうしかありません。自分のこの度の行いは絶対に正しいと確信が持てます。

後輩職員のためにもこんなことを続けるべきではないからです。

 

内容は

1,子ども会に対する補助金の架空請求。

2,やってもいない人権などの講演をでっちあげ架空請求し懐にいれていることです。

 

今となっては、児童館はこの令和の世ににそぐわない特定の地域民に対する偏った行政サービスといえます。

  

所属の前任者、班長、課長、副課長誰しもが苦虫を噛むような面持ちで,

 

今までの歴史があるんや。ほかの職員はやってるんやからやってくれ、との説明です。

アホか、そんなの理由になりますかってことです。

 

その結果

市内2か所の児童館で総額1900万円の不正支出が発覚し、市民環境局環境部センター長など15名が処分され

このセンター長などは、架空の領収書を用いて1017万円もの補助金を子ども会活動に使用したように見せかけ使用したものとして処分された

 

 

 

 

 

 

同和行政に関わる不正行為と

 

それを容認し、同和団体にへつらい、加担する市役所の実態が見えてきました。

 

同和行政の役目は終えました。同和行政の継続は、部落の固定化につながり わだかまりや新たな差別を生む反作用のほうが大きくなると訴えてきましたが、 やはり早急に終結するべきです。 

 

 

こんな最悪なかたちになるとは 悔しくてなりません。

二度とこんなことには、ならないようにするためにも

再発防止に向け考えていただけるよう 

和歌山市役所の健全化のために

伏してお願いする次第であります。

 

人目の公益通報者  元児童館館長  西 泰伸