昨夜は、好きな作家さんの映画化された作品
流浪の月
をみました。小児愛の話…とは位置づけられないけど
mother、八日目の蝉、楽園なんかと内容や描写がかぶり
新鮮味にはかけたなぁ。あくまで個人の感想ね。
日本の闇が浅くコンパクトに詰め込まれていましたね。
【あらすじ】
シングルマザーの娘が主人公
彼氏が出来て母が不在がちになり、叔母の家に預けられたことが事の始まり。
中学生の従兄弟から、性的な悪戯をウケるようになり…
帰りたくないと雨の公園にいたところ小児愛の青年に出会い、「帰りたくない」と言ったことがきっかけで誘拐される。
から物語へ
誘拐犯役が松坂桃李でなければただの陰鬱な映画になりかねないです
暴力のシーンがひどい。しかも横浜流星が女性に対して。それがリアルで。
トラウマなる
大人になった主人公がパートしているファミレスで出会った友達が、またシングルマザーで 男がいないとシングルマザーは生きていけない、というような描写。
ちょっと時代錯誤もあるかなと思うような設定でもあり…
あとは、田舎の風潮とかも楽園の話をいれた?というようなこじつけ感があり
エリートの彼氏が主人公を支配したがり過度の束縛やデートDVなども詰め込まれて書かれていたり
ネットでの批判や中傷
従順な主人公が、日本人女性ぽい印象をまた与える。まあ日本の闇の縮図を浅く覗いたような。
監督が韓国の方だからかな?
とにかく物語に救いが…
描写が良かったのは、成人女性になった主人公と誘拐犯が再会し
やりとりしていく過程で、誘拐犯は戸惑ってるんだけど(女児の成長に対して)
月明かりの夜に、壁に主人公の影が写り
その影が小さくて まるで子供のように小さく。
それを誘拐犯の松坂桃李が泣きながら、なぞるシーンがありそこの描写は胸にきましたね。
誘拐した少女を愛してしまい、愛してはいけないのに。更にその少女は大人になったことへの戸惑いや乖離…
でもラストがやはり凪良ゆうさんの作品だなーて思いましたね。
ラスト流浪のように、てセリフはいるのかなぁ…いれないほうが想像をかきたてるのに。
桃李くん、かっこいいな。本当に。
好きな俳優さんです。
アンニュイな雰囲気で、背格好や髪型がうちの長男と似てるな(親バカ)
久しぶりにNetflix活動でした。
何も考えたくない夜は映画もいいですね*゜