ポストする

会話

日本では「LINEは日本製」と言う話が出てるけど、半分は正解で半分は違う。 最初は、東日本大震災の際に大阪にいたNaverのイ・ヘジン会長が日本の通信麻痺状況を見て、メッセンジャーサービスの必要性感じ、彼の指示でNHN JAPANが開発を始める。 その際、NHN Japanのジェネラルマネージャーだったシン・ジュンホ氏(現LY社 CPO)がリーダーとして技術開発を進めるのだが、NHNがシン氏と共に35億円でM&Aで買収した検索サービス会社の「チョッヌン」の開発チームが中心となり開発を進め、当時韓国ではすでにサービスしていた「Naver Talk」の技術も導入し、日本人スタッフも参加した上で日本で完成し、2011年6月からサービスを開始したのが今のLINEである。 現在はLINE YAHOO社が法律・経営的な運営会社なので「日本企業」と言えるが、LY社への統合以前は内部の技術サービス・アップデート・他のサービスとの連携は韓国Naverが中心となっており、現在でも商品開発はNaverが担当しているので「韓国企業の日本支社」とも言える。しかし、日本に本社をおいてサービスをしていたNHN JAPANや、統合したLY社にとっては「反日のレッテル」がサービスへの影響を与えるのを恐れて、日本製をアピールしているとも言えるのが現状。だから「日本人が開発した」を強調しようとする。 しかし、それも難しい話で、今でもAホールディングスの株はNaverが50%を持っているので、実質上、日韓共同会社になってるのだが……これだと「経済安保」を進めている日本政府としては気に入らないのだろう。 今回の件がどう決着するか分からないけど、今後、日本でグローバル企業は根を下ろさないかも知れないね。 #Line
画像

Xを使ってみよう

今すぐ登録して、タイムラインをカスタマイズしましょう。
アカウントを作成
アカウントを登録することにより、利用規約プライバシーポリシーCookieの使用を含む)に同意したとみなされます。
Political Science(Ph.D.), Korean, Korean-Japanese Simultaneous Interpreter & Social Coordinator, Author. My motto → 「To Be Better than the Best」「Ancora lmparo」
問題が発生しました。再読み込みしてください。