緊張を一気に崩し、それぞれ自分の目の前の物を楽しむ3姉妹、

ゲームソフトを夢中になって漁る雪巳ちゃん、目がきらきらしているようだ。

本棚を漁る雪菜ちゃん、漫画にしようか活字にしようか悩んでる様子だ、

お菓子を底まで指で漁る雪沙ちゃん、口の周りは早くもチョコでべったりだ。

なんだか微笑ましく感じる、やっぱり子供っていうのはこうでないといけないよなあ・・・

☆三者三様☆

体の大きい中1の雪巳ちゃん、ようやくゲームを決めたようだ

 

僕「あ、そのソフトはね、こっちのゲーム機。合わせるね」

雪巳「うんー!おっきいテレビー!いいなー」

僕「雪巳ちゃん家のはちいさいの?」

雪巳「そうなのー、ちっちゃくって古いのー・・わー、色が綺麗ー・・・」

僕「そんなに感動しなくても・・・」

 

色あせた赤ジャージ・・・

首筋に汗が滲んでる、外は暖かかったから・・・

長袖ジャージ着てたのは蚊とかの虫に刺されないためだったのだろう。

と、いう事は半袖のTシャツにスパッツだった雪菜ちゃんは・・と目を移す、

どうやら漫画を選んだようだ、ファンタジーもの・・その白い腕には虫刺されのあとがいくつも赤く・・・

 

僕「雪菜ちゃん、その・・・」

雪菜「・・・・・」

僕「雪菜ちゃん?雪菜ちゃん?」

雪菜「・・・・・・・は、はいっ!」

僕「虫に刺されたあとがいっぱいあるよ、大丈夫?」

雪菜「はっ・・・はいっ・・・大丈夫・・・・・です」

僕「薬あるけど、つける?つけた方がいいよ」

雪菜「あ・・・ありがとう・・・・・です」

 

僕は立ち上がり薬箱からキンカンを出す、

あんまり使ってない薬だけどきき目はあるはず・・・

雪菜ちゃんに手渡そうとしてハッと気付く

 

僕「お風呂出てから塗った方がいいかな・・・?」

雪菜「あ・・・そう・・・ですね・・・」

僕「うん・・いや、すぐ塗った方がいいのかな?どっちでもいいよ」

 

薬を手渡す・・・白い腕に赤い虫刺され腫れがアンバランスだ。

雪菜ちゃんはやはり痒かったのか、すぐに手足の刺され痕にキンカンを塗る。

細く綺麗な手足・・・きめ細やかな肌・・小6ならではの弾ける若さだ。って何か僕ジジイみたいだな。

そのさらに横では雪沙ちゃんがビスケットを最後の1枚食べ、今度は雪菜ちゃんが先に確保してたチョコに目を光らせる。

キンカンを塗っている最中の雪菜ちゃんは気付かない、ゆっくり手を伸ばす雪沙ちゃん・・・チョコに手をつけて、パクッ!と・・

 

雪菜「雪沙!取った・・・」

雪沙「お~いしぃ~!」

雪菜「ひどい・・・私のなのに・・・」

 

う・・・チョコ1個で泣きそう・・・

 

僕「ま、まだあるから!えーっと確か・・・」

 

僕は部屋の隅に置いていた食べかけのせんべいを持ってくる。

 

僕「袋開いちゃってるけど、どうぞ・・あと7枚ぐらいだけど」

雪沙「ありがと~!」

 

奪い取る雪沙ちゃん、自分の分を3つ取って残りを雪菜ちゃんに渡す・・・あさましい。

雪菜ちゃんは2つ取って、ゲーム中の雪巳ちゃんへ残った2枚を袋ごと渡す・・・ばりぼり食べる3人。

お菓子か・・僕も小学生の頃、親戚のおばあちゃんの家に行くたびに出されるお菓子が楽しみだったっけ、

ルマンドにホワイトロリータにレーズンサンドに・・なぜかブルボン系ばかりだったよな、確か農協に置いてあったお菓子が、

種類が少なくってそれしか無かったんだと思う、それを毎回僕のために買ってくれていたんだ、今は亡きおばあちゃんが・・・・・

 

雪沙「おいしい!お~いしぃ~!・・のどかわいたぁ~」

僕「そ、そうだね、ジュースあったよな、確か・・・」

雪巳「お水でいいよー、なんでもいいですー」

 

キッチンへ向かう・・・

お菓子もっと買っておけばよかった、

今から下のコンビニでも行ってこようかな?

冷蔵庫を開ける、1、5リットルのオレンジジュース・・・

これでいいだろう、コップも3つ持って、っと・・すぐ無くなりそうだ。

 

僕「はい、注ぐね」

雪沙「ありがと~おにぃちゃん!」

僕「いっぱい食べるね、そんなにおなか空いてたの?」

雪沙「ん~!パパやママやおっきいおにぃちゃんおねぇちゃんに先にたべられちゃうからぁ」

僕「え?じゃあご飯、食べてないの?」

雪沙「たべたよお!おちゃわんでぇ~」

僕「そう・・おかずは?」

雪沙「ん~、おかずはみんなたべられちゃったぁ~」

 

ひどい・・・

食べ物にあさましくなるはずだ。

夢中でジュースを飲み、せんべいを食べる雪沙ちゃん。

最初、見た目3年生かと思ったけど5年生・・成長しはじめてたなあ、お風呂で見たあの胸・・

って、そうだ、お風呂だ!そろそろお湯も溜まった頃だろう、耳を風呂場の方へ澄ましてみる・・・

うん、お湯は止まってる、溢れないように自動で止まるようになってるから・・・指をなめる雪沙ちゃんに話す。

 

僕「お風呂、準備できたみたいだよ、入ってくる?」

雪沙「うん、入る~!」

 

おもむろにパジャマを脱ぎ出す雪沙ちゃん、

先がちょっとだけ膨らんだおっぱいが今度は僕の正面に見える、

薄いピンク色の・・・下も脱いで白いパンツ1枚になった、小さなフリルが1つついた子供パンツ・・・

そのパンツにも手をかけた、こ、こんな所で、すっぽんぽんに!?

 

雪巳「あー、私も入るー!雪沙、行こー!」

 

パンツを脱いでいる最中だった雪沙ちゃんをそのまま抱きかかえ風呂場へ。

 

雪菜「私も・・・入り・・・ます」

 

雪沙ちゃんの脱いだ服を拾いながらついていく雪菜ちゃん。

結構どきどきするもんだ、小5のおっぱいを思いっきり見るのは・・・

僕って結構ロリコンだったんだな、体の大きい中1の雪巳ちゃんでさえじゅうぶんすぎるほど子供なのに。

確かに部屋に呼んだ理由に、まあ大前提として野宿させる訳にはいかないっていうのがあるけど、

結構かわいかったから連れ込んでしまった、というのもまったく否定はできないかも、でもまさか裸になるなんて予想してまでは・・・

 

雪巳「おにーちゃーん!おにいちゃーん!」

 

ん?呼ばれてる?大声で返事をする。

 

僕「どうしたんだーい?」

雪巳「シャワー使ってもいーいー?」

僕「うん、いーよー、シャンプーもタオルもバスクリンも適当に使っていいからー」

雪巳「ありがとー」

雪沙「きゃっ!いきなり出たぁ~」

雪菜「雪沙、あんまりはしゃぐと転ぶよ・・・」

 

無邪気で甘い声が聞こえてくる・・・

うーん、やっぱり駄目だ!変な気持ちになっちゃ・・

相手は子供、子供、子供なんだから!・・・子供だから、見てもいいよな・・?

 

僕「お風呂の方、問題ないー?」

雪巳「うーん!今、体洗ってるー」

 

そうか・・・僕はよぎった煩悩を振り払う。

 

雪沙「おにぃちゃんもいっしょに入ろうよ~!」

 

ぼ、煩悩が帰ってきたあああ!!

 

僕「い、いいから!よーく洗いな!」

 

小5に誘われた・・・どきどきどきどきどき

でも、別に普通だよな、妹や親戚の小5ぐらいの子とお風呂って・・

で、でも小6と中1もいるし・・でも同級生だった女の子で中1まで、

親と一緒にお風呂入ってたって子いたなあ、生理がまだな子ならまだ子供・・・

 

駄目だ駄目だ駄目だ駄目だ駄目だ!!!!!

冷静に判断しよう、相手は子供だ、だから変な目で見ちゃいけない。

でも、変な目で見なければ子供だから、体を洗ってあげるのは構わない・・か?

微妙だ、確か銭湯では小学生までなら男湯にも女湯にも入れるんだっけ?

はっ!そもそも僕が変な気持ちで彼女たちのお風呂を覗きたいと思ってる時点で駄目なんじゃ!?

 

ううう・・・今日になって、いや、さっき雪沙ちゃんのおっぱいを見てしまって、

急に僕のロリコンの芽が出てきてしまったようだ、今までそんな興味なかったのに。

いや、興味がなかったというより、今までそういう機会がまったくなかったから・・・

 

それより着替えをどうしようか、

雪沙ちゃんは室内でパジャマだったから良かったけど、

雪巳ちゃんと雪菜ちゃんは野宿しようとしてたから服が相当汚れている、

下着だって汗で汚れてるだろうから・・・やっぱり下の雛塚家を起こすべきか?

でも彼女たち、行きたくないそぶりだったしなあ、コンビニで買うか?少女用下着、売ってる?

 

き、聞いてこよう、あくまで聞いてくるだけだ、覗かない、覗かない・・・

キャッキャッと賑やかなお風呂場に近づく、すりガラスごしに肌色の影が・・!!

 

僕「あの、ちょっといいかな、お風呂出た後、下着、買ってきた方がいい?」

 

う・・そんな事言ったら、僕が買ってこなくちゃいけなくなる・・・

 

雪巳「えー、いいですー、また履きますからー」

僕「そう・・服はどうする?汚れてるでしょ?大きいけど僕のシャツでいい?」

雪菜「はい・・・それで、いい・・です」

僕「わかった、用意しとくよ」

雪沙「ゆきさはパジャマがあるからいいよ~」

僕「う、うん」

 

風呂場を離れる・・・

下着の事なんて聞いて変だったかな?

小5の雪沙ちゃんはまだしも、中1の雪巳ちゃん・・・

中1って子供なんだろうけど、性的な事に対してはどうなんだろう?

今や中学生でも援助交際する時代、僕が中1の時とは違う、とはいえどうなんだろう・・・

 

まあ、個人差って言ってしまえば、それまでなんだろうな・・・

 

適当なシャツをみつくろって選ぶ、

こんなもんでいいか、風呂場の方へ持っていってあげよう・・・

 

ガラッ

 

風呂場の扉が開く音がした!

歩いてくる?しかも複数!3人?

こっちへ来る、こっちへ・・・来た!!

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