明治以前、江戸時代の庶民は「宗門人別改帳」という村・町ごとに作成された民衆調査の台帳や、お寺の作成した「過去帳」に記入され戸籍制度の役割を果たしていました。武士については「分限帳」と呼ばれる武士の名簿のようなものが藩ごとに作られています。それを明治政府は「戸籍」として再編成し、徴税・義務教育・義務兵役に利用しました。日本国民の国家による一元管理は「富国強兵」の政府目標に大いに寄与しましたよね。
右翼によるナラティブ化というよりは、日本近代史上の事実だと思います。
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昼寝猫
@tcv2catnap
国家の根幹を家族(戸籍)に置いたのは、第一義的に万民帰一。そして万民帰一の背景には徴兵制整備による近代軍隊整備だから(大江志乃夫)。近代史的因果関係抜きのナラティブ化は本邦観念右翼の特質。 x.com/Bfvx5Ba/status…