死者続出、断崖絶壁の「死の山」に行列ができる理由は:有吉の世界同時中継

海外で活躍する取材コーディネーターや日本大好き外国人などの海外特派員と中継をつなぎ、世界の国々を中継で旅する新感覚旅番組「有吉の世界同時中継~今、そっちってどうなってますか?~」。「テレ東プラス」では、3月2日に放送された番組の中から「世界一危険な登山道!? 行列ができる理由とは?」の内容をプレイバックする。

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毎年、命を落とす登山客が出る「世界一危険な登山道」といわれる場所が、中国・北京から約1000キロ離れた秘境にある。その山の名は華山(標高2154メートル)。別名「死の山」と呼ばれているにもかかわらず中国全土から年間約80万人が訪れ、登頂をめざして行列ができるという。


なぜ人気なのか。番組は特派員を派遣して調査した。長い階段を上がり、距離4211メートル、高低差900メートルのロープウェーに乗り、西峰に到着した特派員が歩を進めると、そこに幅1メートルしかない階段が現れた。

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階段の片側は標高2100メートルの断崖絶壁で、冬のため、場所によっては地面が凍りついている。特派員が足をすべらせて、そのまま数メートル落ちる危険な場面もあった。手すりにつかまり慎重に進む特派員を次に待っていたのは、東峰から続く階段だった。「肺が爆発しそう」。そんな言葉も飛び出した。

だが、本当に大変なのはこれからだ。その後、南天門と呼ばれる赤い門をくぐると、特派員の目の前に現れたのは信じられない光景だった。

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