何度か16や19ヴァンキッシュをお借りしたとき、巻き感、ノイズの少なさ、巻きの軽さなど12ヴァンキッシュからの進化を体感していたのですがAmazonでセールになっていたので導入しました
12ヴァンキッシュの雰囲気残してるのがよいです
・以前の記事にも書いたドラグフランジベアリング化
18モデル以降のSHIMANOドラグフランジベアリング化は部品追加が必要です
19ヴァンキッシュは16ヴァンキッシュC2000Sの 12・14・15・16・17番の部品を使えばドラグフランジベアリング化できます
部品は釣具店で部品発注できますので、釣り具店店員さんにご依頼ください
図は16ヴァンキッシュC2000Sの組立図です
※注意※ 10番の調整ワッシャーと元の13番のフランジなしベアリングは使いません
リールを水平にしても糸巻き状態が前側に寄る場合にはM4用ステンレスワッシャーを14/16間に入れてみてください
その場合、12番「メインシャフトベアリングガイド」のネジ穴と合わなくなるので精密グラインダーで穴を前後に広げる必要がある場合もあります
16番・17番部分へグリス塗布します
ベアリングはMinebea製、「DDLF-1170ZZ」です
楽天で大体400円くらいで買えます
※注意※ 10番の調整ワッシャーと元の13番のフランジなしベアリングは使いません
フランジベアリング化の意味がなくなってしまいます
ミシン糸でのオシュレート状態ヨシ!
スプールの重さで巻き取り状態が変わってしまう為、
巻き取る時には竿に装着し、水平にてミシン糸を🧵巻いてみます
糸巻き確認のミシン糸巻き取りはマキタのペンインパクトがとても役にたちました
・私が使うにはSHIMANO純正ドラググリス(DG01)は粘りが比較的強いので
いつも使っている安定のUTD(アルティメットトーナメントグリス)卍で入れ替えました
この止めているスプリングが知恵の輪でピンセットでもなかなか難しかったです
方法は羊毛ドラグフェルトをパーツクリーナーを吹きかけ、キッチンペーパーで吸い取るやり方や、
パーツクリーナーを吹きかけコンプレッサーエアーで吹き飛ばす方式をとります
羊毛フェルトが乾いたらUTD(アルティメットトーナメントグリス)を比較的たっぷりと塗って元通りに組み立てます
・ドラグ音はDaiwaのエアスプールのようなセミの鳴き声的な感じでしたので音量を小さくする為にバネを曲げました
上は純正状態です。下側の短い方を上のワイヤーと平行になるように丸ペンチで曲げました
小さく上品な音を好む方は参考にしてみてください
・一通り作業が終わったので、ウォームシャフトとドライブギヤ間のクリアランスを測ってみました
ギヤ間クリアランス0.08mm
大変よい数字です