2008年10月12日(日)
【Clairmaster by Hearts】

地獄には、若い2人の勇士がいた。
国王の息子が謀反を起こして城を出ていってから凍結させられていた地獄は、途中の歴史はなくてただ時間のみ過ぎていく事態となっていた。ここから覚醒した2人は、帝政が盛んな魔界をよそに独自に暴れ回っていた。
国王の名は フェリプス‐アルノリア‐クルース。
もうひとりの勇士の名は コモドール・エム(ヘレン)。
血の気溢れる勇士達は、何時も力を有り余らせて、帝政の勢力に反対しながらも攻めて来る光の民を排除していた。惑星的には独立を維持していたのだ。しかし其れが光の民に伝わる筈もなく、常に魔界と一緒にされて排除の対象となった。しかし魔界もこちらには干渉せず、互いに独立していた。
特にずば抜けて能力の高かったこの2人だが、其れまでコモドールはどちらかと言うと無名の勇士だった。でなかったら、色力の羅刹として恐れられている男だった。
フェリプス王は政治を大臣らに完全委託し‐自らの炎の力を維持させるために地方の剣士の様子を見ていたが、その中でもコムがいちばん炎の力において優れており、更には色力を保持している。
他の勇士に羨ましく思われつつも、2人はタッグを組んで行動した。最初は主従関係のようなものであったが、王が余りに気さくな人柄だったのを思い出して コムはわざとタメ語で喋って見たところ、まるで友人のような仲に一気に進展した。
西暦で言うと1976年頃となるのだろうか。
コムの色力が大暴走し‐レスターの業火が色力を吸って危うく全都市マヒする寸前の事態に陥ったことがあった。コムはこの責任を負わされ、その色力をどうにかして破棄しろと言われ続けた。具現化して封印することは出来ても‐完全に捨てることは出来ない。其れはむしろ、全生物から色を奪うことを意味する。
其処でコムは自らを緊張状態に晒したまま、フェリプスを連れて、なんと時力の強い場所へと向かう。レグ‐アウトサイドや フローズン霊国の地下などは常に時力で満たされたコアがある。コムは敢えて其処に行き、手持ちの色力と溢れている時力を混ぜ合わせて 緊張状態のままある棒に具現化させた。
しかしその棒はコア外の灼熱で段々しなびていき、剣にするつもりがなんかゴム状の鞭っぽくなってしまった。なんだ、使えねぇな。2人は鞭の装備は出来ないし、他の剣士の中にも此処までふにゃふにゃの鞭を使える者は皆無だった。
ところで地獄に帰る途中、魔界から派遣された男数人に絡まれた。其処でこのふにゃふにゃを強力な爆弾として使おうとしたが全く効果がなく、中に大量の色力と時力を秘めた侭 其れは魔界人の手に渡ってしまう。それ以降、2人ともこのふにゃふにゃにお目にかかる事なく亡くなっている。
一方、魔界人の手に渡ったふにゃふにゃは、生産者から離れてしまったことから段々暴走を繰り返すようになった。元となっている色力は人の力に委ねられている為に起こる現象で、魔界に適応する為に、更に闇の力を吸収する様になった。
ところが 僅かに色力を保持していたブーツ氏は、此れの管理を任される様になっていた。どうにかしてこの中の力を空間上に離してあげたかったが、帝王に影響が及ぶ可能性があるので、なかなか実行出来ずにいた。氏は此れを武器として使い始め、暴走はあれどとんでもない威力を発揮したことに感嘆した。此れを使って光の民を排除し続けたが、
息子のハーツに此れだけを持たせて、氏は謎の死をしてしまう。
以降 此れが彼を悩ませ続け‐振り回し続けたのだが、彼が記憶なき頃から持たされていたため、彼はどうしてこんな変なものが自分の手で振られているのか 謎のままであった。
彼が ピックやクレアと共に帝政崩壊後の反乱に飛び込む時、ふにゃふにゃは色力‐時力‐闇の力の他に 空間力も吸って膨れ上がり・時々彼の理性も混乱させた。

ふにゃふにゃの名前の由来
…コムの祖母の名である"クレア"に・かつてコムが付き合った女性 マッシャー‐王子の頃に亡くしたフェリプスの姉 スターリングの名をかけている。
本来の綴りは"Clair-mutstir"となるが、コムが此れを難しいと言って"master"と素直に読み替えてしまった。








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