ローソンの「韓国コスメ」がバカ売れ 7カ月で200万個も売れた「4つ」の秘密
無印や韓国スキンケアも売上増に貢献
ローソンは2022年5月から、全店で「無印良品」の導入を本格化していて、洗顔料や化粧水といったスキンケアアイテムも多数扱っている。こうした取り組みも支持され、化粧品の販売高(2023年2月度)は前年比約190%と好調だった。 また、2024年3月から新たに韓国化粧品ブランドの取り扱いが始まっている。セリ科の植物ツボクサから抽出された「CICA(ツボクサエキス)」の独自レシピを持つ「VT COSMETICS(ブイティー コスメティックス)」と、自然由来の成分を配合しながら頭皮と髪への優しさを追求したブランド「KUNDAL(クンダル)」だ。 追加で韓国化粧品を購入する場合も、試しやすいサイズ感や価格となっていて、「CICAデイリースージングマスク 1枚入」(165円)や「CICAクレンジングティッシュ 15枚入」(385円)は、小さめにリサイズしている。 「クンダル ダメージケアシャンプー 50ml」「クンダル ダメージケアトリートメント 50ml」(ともに495円)もローソン先行販売のミニボトルだ。 「アンドバイロムアンドと一緒に、他の韓国ブランドの商品を購入される方もいます。追加アイテムで特に好調なのがCICAデイリースージングマスクで、売り上げは計画の2倍になっています」 コンビニの韓国コスメを見ると、セブン-イレブンは日本未発売の「CLIO(クリオ)」の姉妹ブランド「twinkle pop」の商品を5月下旬に発売する。人気があるクリオとタッグを組み、新ブランド「twinkle pop by CLIO」を展開するという。 コンビニ各社の化粧品市場は、引き続き盛り上がりそうだ。 (小林香織)
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