劇場からのお知らせ
2024年5月9日
顔識別機能付きカメラシステムの導入利用におけるご案内
株式会社松竹マルチプレックスシアターズは、日々の安全安⼼ならびに不法行為の防止、鑑賞・ショッピング体験の向上のため、当社の劇場内出入口等に設置された防犯カメラに、カメラの画像から不正入場・万引き行為・入退場状況などの振る舞いを検知し、防犯やマーケティングに役立てる顔識別機能付きカメラシステム「ASCA / 不審者検知 with SAFR」(以下、「本システム」といいます。)を2024年5月16日(木)より新宿ピカデリーにて導入します。
顔識別機能付きカメラシステムの運用は個人情報を取り扱うものである事に鑑み、当社は下記のことを徹底いたします。
1.顔識別機能付きカメラシステムの仕組み
本システムでは、AIによって事前に学習された顔認証アルゴリズムをソフト内に備えたうえで、防犯カメラで撮影された顔画像データをリアルタイムに解析し、平均値より乖離している異常数値を検知した際に登録される顔識別情報(以下、「登録情報」といいます。)とのマッチングを行うことで、登録された対象者を直ちに検知します。
なお、マーケティング目的で取得する顔画像データについては、個人を特定する顔認証処理は一切行わず、個人が特定できない属性情報に変換したうえで統計分析等を行い、当社の劇場運営や宣伝の施策のために活用します。
2.個人情報の種類と利用目的
以下の目的に必要な範囲で、適切に個人情報を取得し、取得した情報を利用させていただきます。
表①を参照ください。
3.設置概要
本システムに対応する防犯カメラは、設置施設の出入口に向けて設置し、上記の防犯及び迷惑行為防止、並びにマーケティング活動のために撮影を行います。また、設置施設の出入口付近外側の見やすい位置に、本システムが作動中である旨の表示を行います。
4.第三者に開示、提供を行う場合の基準
本システムにより取得した個人情報を本人の同意なく第三者へ開示、提供することはいたしません。ただし、次に掲げる事情により情報提供を求められた場合には、情報を開示、提供する場合があります。
1 法令に基づく場合
2 捜査機関から犯罪捜査目的による要請を受けた場合
3 人の生命、身体又は財産を保護するため、緊急かつやむを得ないと認められる場合
4 以下の業務遂行に必要であると認められる場合
表②を参照ください。
5.個人情報及びプライバシーの保護について
個人情報の保護に関する法律においては、特定の個人を識別できる情報を個人情報として定義しています。本システムにより取得した顔画像データについても、同法が定義する個人情報に該当する可能性があります。また、この顔画像データは、その取り扱いによっては、プライバシーを侵害する恐れがあります。顔画像データを取り扱う場合には、本書に定める規定のほか、個人情報の保護に関する法律及びその他関連する法令等に基づき、個人情報及びプライバシーの保護に配慮して適切に取り扱います。
6.情報管理責任者設置
本システムを導入している各劇場に管理責任者を1名設置します。
7.取得した顔画像データの保管期間及び管理体制
本システムにより取得した顔画像データは、一定期間経過後に自動的に消去します。各劇場の管理責任者のみ、顔画像データの閲覧権限を保有します。
8.登録情報の操作
取得した登録情報については、各劇場の管理責任者に限り操作権限を与え、他の者は操作しないようにします。
9.誤登録防止措置
各劇場の管理責任者は、顔画像データが指定期間をもって正常に消去されているか、登録内容に不備はないか等、本システムの運用状態を定期的に確認します。
10.退職者への情報漏洩対策
退職者が退職後に個人情報を取得しない様、定期的にログイン情報を変更します。
11.登録情報についての問い合わせ
各劇場が取得した情報についての問い合わせは、株式会社松竹マルチプレックスシアターズ 劇場運営部 東日本運営室 管理責任者が対応いたします。