タイプ5ウイング4
私から見ると、同じタイプ5でも、ウイング4とウイング6では大きく違います。
そして、今回は、ウイング4の話です。
タイプ5ウイング4は、タイプ4と間違えられることが多い性格タイプです。
本当にもう、本人も、ファシリテーターも、タイプ4の人だって、間違えることがあるくらい、
タイプ5ウイング4は、タイプ4に見えてしまう性格です。
ワークショップで、タイプ4と混ざっても違和感が無かったり、同じようなワークの結果が出たり・・・、
なので、その違いを説明することは大変難しいです。
私が、日常で見掛けるタイプ5ウイング4は、自己評価の低い、生きるのが下手な人が多いです。
タイプ5はタイプ258の「大きな人」の仲間であるためか、態度がでかい人も中にはいるのですが、態度のでかさと実態が釣り合わない場合、ねじれた形で生きることになります。
これが、タイプ5ウイング4だと、タイプ5もタイプ4も内に入る性格タイプなので、その両方をもっているがゆえに、ねじれた場合は、こじれます。
ウイング4ではあっても、タイプ5ではあるので、何か特定の狭い範囲の趣味か特技をもっています。ただこれは、相手と親しくならないかぎり、知ることはできないものです。
昔ネットで、身近なタイプ5ウイング4のことを「クレイジー」と表現した人がいました。言いたいことは分かります。タイプ5ウイング4のあだ名は『偶像破壊者』とか『因習を打破する人』とか、少しばかり狂気?が入っています。
有名人では、ジョン・レノンやハンナ・アーレントやアインシュタインだそうで、まあ、そういうことです。
科学者の(振り子の実験で有名な)フーコーも私には、タイプ5ウイング4に見えます。
タイプ5ウイング4が才能に恵まれたときは、その破壊は、(矛盾するようですが)創造を伴います。
これを書きながら思ったのですが、ほとんど無意識に、パンドラの箱を持ち歩いているような人であり、ほとんど気にせずにパンドラの箱を開けるような人でもあるようです。
この止められない破壊的創造行為を「業(ごう)」と言う人もいます。
穏やかに生きるのが下手な人だとも言えそうです。
ここから先は、性格タイプの成長の話をします。
タイプ5ウイング4が成長するには、タイプ5の統合の方向のタイプ8の動きを取り入れる。
つまり、「実行する」「人に向かっていく」「対決する」「仲間を守る」ことを覚えること。
また、タイプ4の統合の方向のタイプ1の動きも取り入れる。
つまり、「自分を律する」ことを覚えること。
・・・になります。
総じて言えば、頭だけで考えずに、体を動かすこと。想像だけで終わらせず、現実に関わること。
・・・となります。
まあ、これはタイプ5ウイング4のハードルなので、できなくとも、自覚していれば、第一歩としては十分です。
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