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25年で110周年、飯田市中央図書館のあるべき姿は?

2024年5月10日 05時05分 (5月10日 11時36分更新)
 飯田市中央図書館が来年、公立図書館となって110周年を迎える。同館は公立化前の明治時代、飯田文庫としての前身もある。文化活動を求める人たちが設立を主導。この歴史は中央図書館だけでなく飯田下伊那地域に共通するが、時代に翻弄(ほんろう)されてきた背景もある。同館では来年の節目に向け、図書館のあるべき姿を探る取り組みを始めた。 (安江紗那子)

1981(昭和56)年に建て替えられる前の飯田市中央図書館。飯田連隊区司令部の建物を払い下げて使われていた=同館提供

 国内では日清戦争(1894~95年)後、教育が重要視され、97(明治30)年には帝国図書館が設立。99(明治32)年に図書館令が公布され、全国で図書館の設置が続いた。...

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