栃木県那須町で夫婦の焼かれた遺体が見つかった事件で、実行役とみられる元俳優の男ら2人が犯行後、大阪に潜伏していたことがわかった。
この記事の画像(14枚)3日午前に送検された元俳優の若山耀人容疑者(わかやま・きらと=20)と韓国籍の姜光紀容疑者(カン・グァンギ=20)は4月16日、那須町で宝島龍太郎さんと幸子さんの遺体を損壊した疑いが持たれている。
2人は、都内の空き家で宝島さん夫婦と接触した後、車で那須町の現場に行った実行役とみられているが、犯行後、大阪に逃走し潜伏していたことが捜査関係者への取材でわかった。
2人は、大阪でホテルに泊まりながら数日間、一緒に行動し、その後、関東に移動したという。
2人は「遺体を処理した後、数百万円の報酬を受け取った」と供述しているが、逮捕された際、大半を持っておらず報酬の多くを大阪で使った可能性があるとみられている。
これまでに指示役と仲介役の男も逮捕されていて、警視庁はさらに上に別の指示役がいる可能性があるとみて捜査している。
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