自分らしく、最期までカープファンでありたい。
そんな願いを叶える究極のカープグッズが誕生しました。
何重にも色を重ねメタリックで鏡のように仕上がったカープの象徴カープレッドの美しい輝き。こいのぼりをモチーフに足元に向かって斜めになるしなやかなフォルム。
実はこれ「棺(ひつぎ)」なんです。
広島市内のお寺で行われたのは、「カープコラボ棺」のお披露目と入棺体験会です。
参加者は終活の一環として自分の人生を見つめ直すひと時を過ごしていました。
開発した棺メーカーは、カープが人生の一部とも言えるカープファンに、「その人らしいお見送りを」との思いで、以前から「赤い棺」を製作していましたが、去年カープ一筋の大投手北別府学さんの葬儀で採用されたことをきっかけに、「カープコラボ棺」が誕生したということです。
【株式会社共栄・栗原政宗社長】
「参列者が棺を見た時に『お父さんらしいね』とかいう声を遺族が聞けた時に、『ちゃんと送ってあげられたかな』という思いになるのかな、というのが(製作の)きっかけです」
棺にはホームユニホームの白を基調にしたタイプもあります。