↑のつづき。

古来より日本に渡来した人々には3パターンあると思っている。

まずは『地』から来た民。
日本が島国ではなく、地続きだった頃に渡ってきた者達。
アソベ族であったり、アイヌの祖先と言われる人々。

次に『海』から来た民。
中国や百済、あるいはそこを経由してやってきたユダヤ人や古代オリエントの人々。

そして、『空』からやってきた民(神)。
『天の磐船』でやってきた『ニギハヤヒ』等、神武天皇以前の神代に、「渡来」というより「飛来」した人々。

三つのパターンの内、「空」と「海」に関係のある人物。

だから『空海』なのです

前回書いた通り、『空海』の母方の氏は『阿刀氏』であり、そのルーツは古代イスラエルの祭祀担当『レビ族』である。

さらにその『阿刀氏』。

大阪府八尾市に鎮座する『跡部(あとべ)神社』。
創建の年月や祭神は明らかになっていない。
明治になり、祭神に『天照皇大神』が付け加えられたが、それ以前からの祭神は『阿刀連大神』である。
『阿刀連』は物部一族と同族であり、跡部神社の周辺の神社にも、物部氏に関係のある神社が鎮座している。

そして、物部氏の祖神は…
『ニギハヤヒ』である。

海からのユダヤと空からのニギハヤヒ。
その両方の血を受け継ぐ『空海』の存在は、古代日本の歴史において、思っていた以上に強大なのではないか。

『ニギハヤヒ』は竜神だと言われている。

そして『空海』は伝承上、少なくとも二柱の『竜神』に出会っているのだ

↓につづく。
 




ではまた




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