結局、ロシアは宇宙空間で何をしようとしているのかについて、先月某会議で米当局者に聞いたときにははぐらかされたのだが、今月になって国務・国防次官補レベルがより具体的な証言をし始めたので、実態が徐々に明らかになってきた。総合すると、ロシアは実際に「核爆発によって、広範囲の衛星を機能不全にできる対宇宙システム」を開発しているらしい（配備はまだしていない）。「デバイス」と言ってるが、原子力動力の対衛星兵器ではない、核爆発を引き起こすことを意図する対衛星兵器。これでようやく日米が共同提出した安保理決議の内容に納得した。
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