〈焼けた2遺体・もう一人は妻?〉被害者と係争中の経営者が“宝島ロード”でのトラブルを告白。妻とは頻繁に小競り合い「営業妨害をうけた」「ですが、もちろん犯人は僕ではない」
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妻のA子さんもCさんに3件の損害賠償請求訴訟を起こしていた
昨年10月に提訴したCさん側はその後、2021年8月から提訴後の2023年11月までにサンエイ側が行った営業妨害行為だとする54の行動を羅列した記録も東京地裁に提出している。 A子さんが看板を勝手に移動・破損したり、客の呼び込みを妨害したりしたなどと主張。Cさんが暴言を吐かれ、頭突きを食らったり、勝手に店に入られた、とも主張している。2021年9月10日には警察が出動していたとの記録もある。 これらはCさん側の言い分であり、サンエイ側はこれらに真っ向から反論している。 準備書面では「万一、被告(A子さん)が悪評を発言していたとしても、これは、従前よりB焼き肉店の従業員が被告(サンエイ商事)運営会社店舗に入店しようとした客に『その店で出しているのはゴミですよ』『皿洗ってないですよ』などの悪評を発言することが多々あり、それに対抗すべく行なったものにすぎない」と、先にやったのはB店だと主張。 「原告代表者(Cさん)は被告会社(サンエイ商事)従業員に対して繰り返し暴力行為を行なっており、その被害者は複数名に及ぶ。暴行を受けた従業員は、全員、またいつ暴行を受けるかわからないという不安から、被告会社を退職した」とも訴えている。 また、B店の隣でサンエイ商事が同じ業種の飲食店を新たに開いた際、B店もこれに対抗して“オープン”とうたって宣伝するなど最初から敵対視しており、その後、過度な嫌がらせを行なうようになったので「これに耐えかねた被告(A子さん)は、対抗すべく、苦渋の決断により、されている行為と同様の行為を行うようになった」とも申し立て、その過程でB店側から暴行被害を受けたとして3件の損害賠償請求訴訟を起こしている。 暴行の訴えにはCさん側は訴訟の中で「被告(サンエイ)側から原因を作出したものやCを刑事訴追するため、わざと暴行を受けたように装うものなどで、損害賠償義務はない」と再反論。どちらに問題があるのかは裁判所の判断にかかっている。
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