〈焼けた2遺体・もう一人は妻?〉被害者と係争中の経営者が“宝島ロード”でのトラブルを告白。妻とは頻繁に小競り合い「営業妨害をうけた」「ですが、もちろん犯人は僕ではない」
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「最近も近所の店舗と揉め事があったんだ」
一方、Cさんは提訴した時期に近い昨年10月、店を他の経営者に譲り、現在は都内の他の場所で焼き肉店を運営している。 「うちは諦めて上野の店を出た。(サンエイ側は)上野界隈でいろんな店と揉めてるでしょ。僕は店を売って、それでここ(現在店を営業している場所)にきた。こっちのほうがとんでもなく気が楽だ」 栃木県警も、A子さんとのトラブルの現場にいたことがある元従業員らから当時の状況を詳しく聞く必要があると思っている模様だ。そうなるとCさん自身にも目が向きそうだが、これを尋ねると以下のように返ってきた。 「(殺人事件を)やっちゃったらここ、いないよ。海外に飛んじゃってるよ。人殺してまだここに居座ってたら問題あるでしょ。それにそこまでやる意識があれば、上野の店を閉めずにそのまま営業しているから。 でも、ほんと上野を出てよかったよ。まだ(上野で店を)やってたら『100パーセント僕が犯人だ』って疑われる。いろいろ恨みをかっていたほうだし、事件前も近所の店舗と救急車が出動する揉め事があったんだ。元従業員の子からもお金にかかわる相談を受けている」(Cさん) 宝島さんの親族は、17日の集英社オンラインの取材で「敵は多かった」と話している。事実、取材班もCさん以外の近隣店舗の経営者とも同様のトラブルがあったことを聞いている。 “仕事一筋”で繁華街でのし上がるにあたり、複数のトラブルを抱えていたとすれば捜査範囲が広がるのもしかたないが、その残虐さで社会に衝撃を与えた事件だけに、明確な解明も待たれている。 ※「集英社オンライン」では、今回の事件について、情報を募集しています。下記のメールアドレスかX(Twitter)まで情報をお寄せ下さい。 メールアドレス: shueisha.online.news@gmail.com X(Twitter) @shuon_news 取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
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