日本には人生のレールがあるというが、本当にあるのか
人から見た憧れる人生というのは、その人生を享受している本人にとってはそうでもなかったりする。
水曜日の夜というのは水曜日のダウンタウンであったり、ホンマでっかTVであったり、テレビ激戦区なので、個人的には家ついていっていいですか?はあまり見る機会がないのだが、たまに2時間とか3時間スペシャルになっていると、時間がズレて見れるので、結局最後まで見てしまったりする。
ヤラセじゃない限り、普通にそこらへんの歩いている人を捕まえて、その人の人生にあったことをもろもろ聞くわけだけど、やはりいろんな人の人生があるし、特に面白くない人の人生においては収録したけど放送しないだろうから、面白い人の人生だけをピックアップしているんだろうけど、こんな人がいるんだなぁと思う。
自分は自分の好きなことを突き詰めて仕事にしたような人が好きではあるけども、それをやって上手く行っている人や、上手く行ってない人、上手く行ってないけど幸せそうな人、昔上手く行ってたけど今はもうそうでもない人とか、人生という一本の線でいろいろなことがあるんだと実感できる感じが好きだったりする。
もう終わってしまったが、世界の村で発見こんなところに日本人という番組も海外に出て成功している人だったり、海外に出たくなかったけど、ひょんなことから出ることになってそこにずっと住んでいる人など、決まった人生というのも無いし正解というのも無いんだなと感じる。
よく海外に出たからといって簡単に成功するわけ無いだろ。という人がいるが、一般的に考えて、場所に限らず成功する人の割合というのは少ない。だから海外に出ようが出まいがそこはあまり関係がない気がする。
失敗するかもしれないことをやるなら、やりたくない。という人もいるだろうが、私としては、やりたいことができない人生は生きている意味がないので早く死にたい。好きな場所で、自分の目標に向かって好きに生きればいい。
生きていると、いろいろ仕事のことなどを考えてしまうけど、一生懸命働いてもクビになることはあるし、自分の人生に起こるイベントのようなものをプラスに捉えるかマイナスに捉えるかというのは重要なことだとは思う。
私は長年、東京の一極集中の現象は異常だと言い続けてきたが、散々自分がどうしたら地方に人を呼び込めるのか考えるまでもなく、コロナの一発で東京から人が離れていく状況に一変した。
コロナの件で、日本政府そのものに不信感を抱く人は海外へ飛び立つ準備をしているだろうし、コロナのテレワークを機に、自分の勉強時間を見つけて、何か手に職をつけようと励んでいる人も多いと思う。
失業したり、経営が立ち行かなくなって、気が滅入るようになってしまった人もいるだろうが、これほどのリスクに備えるというのも難しい。カリスマホストのローランドさんのお店も閉店を決めたようだし、多くの人たちの人生の岐路になっているかもしれない。
「人生楽あれば苦あり」というのはまさにその通りで、他人からすれば、ある人生の一点を拾い上げて成功しているだとか、失敗しているなどと判断しがちではある。
そもそも赤の他人にそんなことを言われる筋合いもないのだが、他人の粗探しをしているような暇人もたくさんいるのは事実である。
この前の家ついていっていいですかには、大手企業に就職してバリバリに働いているおじさんが出ていた。
家庭を二の次にしてバリバリ働くような、昔のお父さんタイプのような人に見えた。普通に結婚して子供を授かって、良い一軒家を建てて、お金に余裕がある暮らしをしているようだったが、奥さんをガンで亡くしてから奥さんのありがたさに気づいたらしい。
その償いをするかのように一人で大きな家の掃除から洗濯、アイロンがけまで自分一人でこなしていた。
孝行したい時に親はなし。という諺みたいなものがあるが、人でも普段何気なく使うものでも、失ってから気づくということは多い。なんでもっとこうしなかったんだ。という後悔もあるだろうし、時間が戻せないのも悲しい。
昔の夫婦の形というのは、夫が働き妻が内助の功に徹するというものである。お母さんしか母乳は出ないので、そういう意味では妻が家で家事をしてくれる方が効率はいいんだろうが、近年では女性も働くので、その形も変わりつつある。
人生といっても、自分の人生を他人に使う人もいれば、自分の為だけに使う人もいる。人が何を重要視していて、生きる上での目標にしているか、それによっても人生の歩み方というのは違ってくる気がする。
自分が金持ちになるとか裕福な暮らしをするという事以上に、戦争を止めるために現地で救急医療などを施しているような人もいるし、見ず知らずの国の貧しい人達が経済的自立できるように知識を与えている人もいる。働かずに、パパ活で人間関係の効用だけで生きている人もいるし、Instagramにひたすらエロい写真を挙げている女もいる。
そのような人達の生活というのは一般的な人とは違った形になると思う。少なくとも卒業してサラリーマンになって定年までという人生観とは全く異なるものであることは確かだ。
人生に何をしなきゃいけないということもない。日本では人生100年時代と言われても、年金は減るし、どう考えても将来的に働き口が減少していくであろう日本国内で、高齢者ばかりの手当をしなければいけない国になる。
コロナで働き方などが変わったように、2030~2040年あたりの介護もそれくらいのインパクトを与える要因になると自分は考えている。
介護ありきの働き方になっていくだろうし、東京から人が大きく分散していった次は、サザエさんのように何世帯も家族が集まる家庭が増えるんじゃないかと考えている。
結婚する人もどんどん減少しているので、実家にずっといて結婚しないという人も増えると思う。実家の近くで働く流れも加速するだろうし、そこにテレワークが加わって、家で親の介護をしながらテレワークで働くという形が理想的になっていく。
結婚してテレワークという形もあるだろうし、二世帯住宅みたいなものが一般化して、東京は家賃が高いので、なおさら親がいる実家に戻ったり、老人ホームも足りないので、親を連れて地方に移住する形が広がるかもしれない。そうなると、テレワークなのに東京の企業は給料が高いという構造も崩れていくと思う。誰かが給料と家賃や生活コストのコスパが良い場所を見つけるはずである。個人的には広島や四国、静岡や福岡がその代表格になると思う。
インターネットが生まれる前の常識を今も引っ張っているというのも不思議な話ではある。昔の常識は今の非常識というか、低所得で生きる人達が普通になるだろうし、いろいろな概念が壊れていくと思う。
日本は「普通」という漠然とした多数派が占める概念があって、そこから漏れないように生きていくのが基本のレールとみなす文化なので、少子高齢化でその同調圧力が弱まったり、価値観の多様化もあり、そもそも正社員として働いている人が半分くらいしかいない現代で、どっちに同調圧力が向くのか、方向性が変わる可能性もある。
このまま派遣や非正規ばかりが増えれば、個人では暮らせずに他人とくっついたり、コストを下げる方法を模索する流れは当然訪れる。貧乏で集まって暮らすというのがスタンダードになれば、金持ちの人には、やたら人が群がると思う。
それが国にとって良いか悪いかはわからないが、10年くらいごとに目まぐるしく世界は変化しているので、あと10年すれば日本の未来がどの方向に向かうのか片鱗は見えるだろう。
そもそも10年経てば、そんなにカネを使わなくても十分に生きれるという世界になっているかもしれない。無料でできるサービスが増えていって、スマホなどの電話料金も下がる傾向にあるし、人口減や人が集まって暮せば、家が余って家賃が下がって、東京の古い建物がどんどん壊されて再開発されて別の公共の建物になったり、生活コストというのは下がっていく流れにはなりそうではある。
経済成長というよりは、北欧のように高福祉の国になるように生活環境を整えていくんだろうか。
仮にベーシックインカムが導入される事態になるかはわからないが、戦前の社会主義のような現象が今の日本に訪れるのかと言うと、未来は誰にもわからないが、捨てるほどモノが溢れる現代で、そんなことにはならなそうな気がする。
一律に国民に10万円を配ったが、はっきり言って、10万配ったくらいじゃ何とも無いんだな。というのが正直な感想ではあると思う。
正社員になって定年まで働くなどというレールは確かにあったのかもしれないが、そんなものは過去のものだと多くの人は認識を改めている。そもそも多くの大企業が早期退職者を募集しているし、このレールは一般的じゃなくなりましたよ。という証明だと思う。
そうなってくると、日本に何かレールがあるというのは幻想に近い気がする。昔は女性の結婚はクリスマスケーキのように25過ぎたら売れ残りなどと言われていたが、今でもそんなことを言っている人は少し頭がおかしい。時代遅れということだと思う。
価値観も時代とともに変化していくだろうし、変化するべきだと思う。レールがあろうが無かろうが、レールに乗るか乗らないかも自由であるし、変なことやってるなぁと指を指して笑ってる人が実は少数派の可能性もある。
レールに乗っても、ジェットコースターのように楽あれば苦ありで、誰の人生にも人に見えない苦労というのはあることは避けられない。
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