【#水俣病 患者らの訴えを…環境省が音声“遮断”】
水俣病慰霊式の後に行われた伊藤環境大臣と患者らの団体との懇談会
伊藤信太郎 環境大臣
「皆様のお話を伺える重要な機会」
▼しかし、与えられた“1組3分”の持ち時間を過ぎると職員が強制的に話を遮り、音量は絞られマイクは取り上げられる
参加者
「(マイクの)音量を調節したんですか、されてないんですか」
環境省職員
「事務局の不手際です。申し訳ございません」
参加者
「不手際とはやったってことだね、音量を絞ったってことだね」
環境省職員
「事務局の不手際でございます。誠に申し訳ございませんでした」
▼職員は荷物をまとめながら釈明。騒然とする中で立ち去ろうとする大臣の姿も
参加者
「マイク切ったことについてどう思われますか」
伊藤信太郎 環境大臣
「私はマイクを切ったことを認識していません」
参加者
「認識できたでしょう」
環境省職員
「時間ですので」
▼遮られながらも懸命に言葉を紡いだ松崎重光さん
→水俣病と認定されないまま妻が亡くなる
妻を亡くした松崎重光さん(82)
「(マイクの)スイッチを切るなんておかしいじゃないですか。人間の常識では考えられないですね。母ちゃんが泣いて苦しんで苦しんで逝ったから、3分間でもなんでも聞き取り方じゃないですか。やっぱり本当に聞こうと思えば時間の問題なんか関係ない」
5:13
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