「北は山で、南はほぼ名古屋なんで、県としてのアイデンティティがほぼないんです・・・」岐阜県民の愚痴!

宮藤さんに言ってもしょうがないんですけど

宮藤官九郎さんがいろんな職業の愚痴を聞くラジオ「宮藤さんに言ってもしょうがないんですけど」。
9月29日の放送は、岐阜県民の愚痴!

ラジオネーム シナモンロールさん(岐阜歴 33年(多治見市) 46歳 主婦)
いじりぃ古田さん(岐阜歴およそ37年の45歳。「山県市という岐阜市のすぐ北側にある田舎町」在住)
M山さん(岐阜歴 18年 24歳)


シナ:宮藤さんに言ってもしょうがないんですけど、岐阜県出身って言うとだいたい、「どこ?」って顔をされるんです。

宮藤:ああ、そうですか・・・どこって答えます?

シナ:『「飛騨高山」とか「下呂温泉」があるところだよ。』っていう説明をするんですが、『知ってる知ってる。で、どこ?』って顔をされるので、結局のところ『名古屋の近くなんだよね。』って誤魔化してます。

宮藤:人間の身体で『胆嚢ってどこ?』って言われた時みたいな感じですかね。うまく説明できない。真ん中にあるが故の悲しみですね。


シナモンロールさんには、今回事前に「岐阜県あるある」を送っていただいていました↓
『中3で岐阜新聞学力テストがある』
『開店祝いなどで置いてある大きな花を近所の人が普通に持ち帰る』


シナ:宮藤さんに言ってもしょうがないんですけど、岐阜県は特に何にも無い県ではあるんですが、
皆さんにもっともっと岐阜のことを知っていただけると嬉しいです。

宮藤:なるほどね。

シナ:次いらした時には、「岐阜タンメン」と「五平餅」を召し上がってください!

~~~

古田:宮藤さんに言ってもしょうがないんですけど、岐阜県って、場所もマイナーなんですけど、
そもそも、使われている漢字もめちゃくちゃマイナーなんです。

宮藤:「岐阜」でしか使わないですもんね。書いていても、なかなか気持ちいい字じゃないですもんね。『合ってんの?これで・・・』っていう。

古田:よく見ていると『こんな漢字あったっけな?』ってゲシュタルト崩壊するんですよね。


いじりぃ古田さんには、今回事前に「岐阜のいいところ」を送っていただいていました↓
『山に登りたいと思ったらすぐ登れる』
『駅前が臭くない』
『Mr.マリック発祥の地』
『長良川、最高』


古田:宮藤さんに言ってもしょうがないんですけど、ハードルが下がってる分、「ちょっと楽しい」がすっごく楽しく思える県なので、とりあえず一度来てみてほしいです。

宮藤:『あれ?この山良くない?300mくらいでちょうどいいね!』『あれ?チャーハン頼んだら、もやし入ってる!』っていうことですよね。普通の県だったら見逃すような小さい気づきがたくさんあるってことですよね?

古田:グッときますね。

宮藤:『「ちょっと楽しい」がすごく楽しく思える。』これ、大事だと思いますよ。そして、駅前が臭くない!

古田:あの匂いがしないっていうので、まず『気持ちいいな』って駅前から思ってもらえる。

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M山:宮藤さんに言ってもしょうがないんですけど、岐阜って北は山で、南はほぼ名古屋なんで、
県としてのアイデンティティがほぼないんです。

宮藤:そんなこと言わないでくださいよ・・・。大丈夫ですよ。だって、その山は岐阜県の山でしょ?

M山:そうですね。 

宮藤:じゃあ大丈夫ですよ。山には誇り持ってくださいよ!

M山:ありがとうございます・・・


宮藤:ちなみに、M山さんは岐阜県のライバルはどこだと思っていますか?

M山:私は長野県がライバルだと思ってます。

宮藤:なんで長野県のことをライバルだと思う?

M山:ライバル意識を持たれているのかわからないですけど、東京から岐阜に行こうとすると長野県を通るんですが、岐阜に観光客が流れないように道をかなり狭くされていて・・・

宮藤:それはもう、完全に被害妄想だよね!『細くしてやれ!』と。なるべく岐阜に行く人を減らすために。道幅がだんだん細くなっているの?

M山:片道一車線のクネクネした峠になってるんですけど、車で行こうとするとどうしてもそこにぶち当たって。


M山:宮藤さんに言ってもしょうがないんですけど、都会に比べると人がせかせかしていないので、人生にやすらぎを求めている方にぜひ、来ていただきたいです。

宮藤:そんなに人混みも無い?そもそもいないし、いる人ものんびりしてる?

M山:はい!

宮藤:じゃあ、皆さん休みになると帰省されるんですか?

M山:交通の便があまりよく無いので・・・

宮藤:道も狭いですし。まず、その道広くしましょうか!

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