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spartacus
@accentdeverite
kenta ohji 『消え去る立法者』(名古屋大学出版会、2023年)発売中
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spartacusさんのポスト
慶応の学長が国立大学の学費を私大並みに上げろと言っているのか。慶応は数年前に学費を(早稲田並みに?)爆アゲして、その余波で大学院進学者が激減して危機に瀕している、と聞いたが(人文系)、そういうことまで分かった上で言ってるんだろうな。…
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ローリ・アンダーソンが辞退したと書かれているが、彼女のパレスティナ支持——イスラエル批判を「反ユダヤ主義」とみなすのは「シニシズム」であるという表明を含む——が問題視されて、雇用先の大学およびピナ・バウシュ財団と決裂したという方が実情に近そうだった。ひどい話だと思う。
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ARTnews JAPAN
@artnewsjapan
ローリー・アンダーソンが芸大の教授職を辞退。過去のパレスチナ支援表明を大学側が問題視 dlvr.it/T26kWX
この20年ほど「反ユダヤ主義」と「イスラエル批判」は欧米ではほとんど意図的に混同されてきた。英米の大きなデモを見ていると、今回のイスラエルのガザ侵攻はその風潮の転換点になるかもしれないと思っていたが、どうやらEUでは事態は悪化している。…
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BBC News Japan
@bbcnewsjapan
BBCニュース - パリで反ユダヤ主義に抗議する大規模デモ 仏政界の極右と極左に大きな変化 bbc.com/japanese/featu
じゃあ今度一つ、自民党の党内人事に共産党から外部委員でも招いて選考してみたらいい。
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おきさやか(Sayaka OKI)
@okisayaka
自民 世耕参院幹事長「仲間内で人事こそ不公正」学術会議の会員選考 | NHK www3.nhk.or.jp/news/html/2023
「仲間内」ではない。学会も分野も異なり互いほとんど知らない者同士で業績をもとに推薦をしている。「真の外部からの目」を言うなら外国の研究者からの推薦でもさせるべき。国外に事例がある
国民文庫版『資本論』訳者の岡崎次郎、岩波文庫訳もほとんど一人でやりながら、名義は師匠・向坂逸郎に奪われ(アカハラ、パワハラの類)、恨み骨髄で晩年奥さんと失踪したのは知っていたが、『資本論』訳で滅茶苦茶儲かったので、「失踪」中、移動は全部タクシーだったという驚愕すべき話を聞く。
大江健三郎にしろ、坂本龍一にしろ、自分が知っている、おそらくは近代日本の一番良い時期にはっきりと刻印を残した人たちが一気にいなくなってしまった。
正力松太郎がCIAのエージェントだったという話はなんとなく知っていたが、広島にプロ野球球団を作るのが合衆国の対日工作の一環だったというのは知らなかった。考えてみれば、WWII後の日本にたびたび大リーガーが来て「親善野球」をやっていたのも、巨人とともにプロ野球が人気になったのも、同じこと…
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国賊討伐! 統一教会と竹中平蔵の犬、自民党を日本から叩き出せ!!
@CRNK_HZ
CIAのスパイ「ポダム」の正体は超・大手メディアの社長だった? 原爆が投下された広島市民を“親米”に変えた男
戦後70年たってもいまだ反米感情が強い沖縄と違い、広島には不思議な親米感情がある。…
さらに表示友人のフランス人歴史家によると、あちらでも人文系の退潮は著しく、哲学と文学には学生が減っているが、歴史学だけ別らしい。歴史学が国民的同一性の支柱で、歴史家が一般向けに書くことが多い(政治家も必ず歴史的エッセーを書く)という特殊事情はあるにせよ、ではなぜ・・・(続)
モンテスキューとルソーを中心に、立法者の形象に焦点を当て、政治論と歴史論の核心を取り出そうとした書物です。
「気鋭」は「労作」など書かないのではないかという疑いが拭えませんが、『法の精神』、『不平等起源論』、『社会契約論』を読み直すきっかけとなれば幸いです。
クルーグマンによると、世界には豊かな国と貧しい国とアルゼンチンと日本の4種類の国しかないらしい。豊かだったのに貧しくなったのがアルゼンチン、貧しかったのに豊かになったのが日本だが、このところ日本は順調にアルゼンチンの後を追っている。
上岡龍太郎が共産党系の人と知って、あの理路整然たる滔々たるしゃべり、強烈な自己諧謔を除けば、昔NHKの『日曜討論』で見た不破哲三の討論に似ているかもしれないと思った。TVで見るかぎり、不破が圧倒的に頭脳明晰なのはよく分かったが、子供心にそれだけでは政治には勝てないんだなとも思った。
ふと思ったが、最近の英語論文がやけに平明なのは、外国語話者が英語で書いているのみならず、校正ツール導入による規格化もあるのかもしれない。ヒュームからポーコックまで、英語の文章はフランス語以上に長く複雑で(こちらの読解の技量はさておき)、本来決して平明ではなかったはずなんだが。 x.com/yktlavie/statu
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この記者会見、パリ郊外でようやく開催されたという「反ユダヤ主義とその道具化に反対する」という講演会での発言とともに、イスラエルのガザ侵攻に関して普通のことをはっきりと語っていて、バトラーは根性あるな、と思った。…
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NPA - L'Anticapitaliste
@NPA_officiel
Intervention de Judith Butler lors de la conférence de presse de l’événement « contre l’antisémitisme et son instrumentalisation, pour la paix révolutionnaire en Palestine »
Avec
@TSDKcollectif @contactujfp @NPA_officiel @NPA_paris @RevPermanente @AFA_Paris75
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0:02 / 4:56
ウクライナの戦争でまるで正義の味方のような顔をしていた米・西欧諸国が、今回のイスラエルのガザ侵攻に関しては、あられもないイデオロギー的偏向を見せている。「自由」とか「民主主義」とか大声で語る人たちが疑わしいということを思い知らせてくれる点では、学ぶべきことは多いと思う。
木村敏死去。ベルクソンを読んでいた学部生の頃、木村敏と中井久夫の分裂病論はとてもリアリティがあった。京都に着いた頃、東一条辺りのカフェで何度か見かけたことがある。人目を引くほどエレガントな老人で、何かこちらの背筋がすっと伸びるようだった。
しかしなあ、大江健三郎は、たしか小林秀雄伝来の、ある作家を読むときには全部読め、という教えも忠実に守っていたのだから、そこいらの下手な専門家などとても立ち打ちできないくらいたくさん本を読んでいるんだよな。 x.com/kunitachiman/s
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女性の哲学者が普通にいるフランスでも、女性の哲学者は美学・道徳哲学・政治哲学・フェミニズムに集中していて、認識論・科学哲学・形而上学となると、がくんと数が減る。逆に、圧倒的に女性が多いのが文学と精神分析。あれはどういうことなのかね。
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伊藤亜紗
@gubibibi
大手本屋さんの人文(思想)コーナーがいまだに男性の著作ばっかりなのはさすがにげんなりするなあ…よくて池田晶子だもんね。
これで思い出したが、いま大半の日本語の書き手は、アルファベットを打ち込み、それをパソコンがひらがなに変換したものをさらに漢字に変換して書いている。元々漢字かな交じりの文字体系とはいえ、こんな奇怪なことを日常的にやっている人類は有史以来そうないと思う。
この女の子、オオカミオタクぶりが実にいい。
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NHKニュース
@nhk_news
「踊り出したい、そんな感情でした」
小学4年生の時に、「ヤマイヌの一種」として博物館に保管されていたはく製を見て、「二ホンオオカミ」だと気がつきました
専門家とともに、2年かけて論文にまとめました
www3.nhk.or.jp/news/html/2024
#nhk_video
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0:01 / 0:37
TL上で見かけた論文を読もうとしたら、5000円近くの値段がついていて目を丸くする。幸い勤め先のデータベースに入っていたが、ふと、戸坂潤が「私のように大学と縁の薄くなっている者は、学術図書館の一つもない日本では、この点甚だ文化的に苦境に立たざるを得ない」と書いていたのを思い出す。
フーコーは大学で研究対象にするのが難しい。仕事は膨大で、人文諸科学に及ぶ無数の参照項はほとんど暗黙のまま。しかも過去を扱いながら、議論は往々、歴史学・文献学的検証に耐えない。そんなデタラメにかかわらず、フーコーが哲学者と言えるのはなぜかー市田著はそれに一定の答えを与えてくれる。
大体万策尽きると「兵隊」の根性のせいにするのが、われらが大日本国の伝統である。この「労働者のスキル」って、ほとんど、もっとよく働け、程度の意味だろう。何が経済学者だか。
返信先: さん
おそらく日本語空間で、「言われたこと」よりも「言い方」の検討が、さらには「言った人」の属性が問題にされがちなのはそのせいだろう。あらゆる思想内容についての議論は、すかさずその言い方の検討へ、さらには言った人の属性の検討へとずらされる。ー日本的な「批評」の言語的条件かもしれない。
ブルガリアで学卒のタクシー運転手が、社会主義時代は自由がなくて外国に行けなかったが、今は自由はあってもカネがないので外国に行けないと嘆いていた。自由主義はカネが回っているときには機能するが、ひとたびカネが回らなくなると、自由=富から排除された者たちの激しい異義申し立てに曝される。
浅田彰が、自分がウクライナにいたら、学生には逃げろと言うと思う、と言っていた(浅田が言うのは橋下のような議論とはちょっと違う)。自分も同じような立場に立ったら、学生には逃げろ、と言うだろうなと思う。他人に命懸けるのを強制したりできない。教師の分際であればなおさらである。
「ものが読める」というのは一体どういうことか考えてみると、要するに、書かれてある言葉をすでに自分が知っている言葉、あるいはよく知られた言葉にすぐに置き換えるのを辛抱して、言葉と言葉の連なりを丁寧に辿ってみると、その配置から、ぱっと見ただけではわからない書かれてある言葉の働きが取り…
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spartacus
@accentdeverite
ものを読むことを学ぶのは、簡単なことではない。最終的に、問題はナルシシズムからどう出るかにあるからだ。言葉を振り回して自分を偉く見せようとしている限り、他人の言葉は読めない(そして言葉はいつも他人の言葉である)。しかし言葉が読めないと、何も学ぶことはできないし、自己を変化させるこ…
さらに表示日本の旧国立大学にはラフカディオ・ハーンやケーベル先生の昔から御雇外国人の制度があり、90sまで残っていた。独立法人化後消滅。その結果、語学文学系に残る外国人教師は、日本人並(以下)の賃金・雇用条件に切り下げられた。長い「文明開化」の終わりで、それ自体はよしとしよう。
指定国立大学の審査にあたった外国人委員(アメリカ人学者)から、日本の大学は、財政規模に関していえば、欧米ほか世界標準の5分の一程度で、よくやっている、という声が上がったらしい。泣けてくる話である。
パリ市内、貸し出されていた電動キックボードが今月末で廃止とのこと。事故の増加が理由らしい。15000台を撤去して適宜自転車に差し替えるが、100人程度失業するかもしれないとのこと。ーこういうとき、フランスでは常に雇用への影響が具体的に語られる。
lemonde.fr/economie/artic より
どうせセーヌ河畔の再開発とか、良からぬことを考えていたんだろう。御愁傷様。セーヌの河岸の古本屋って、ディドロの『ラモーの甥』の草稿が見つかったりした(19世紀のことですが)、由緒正しい場所なんだぜ。
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AFPBB News
@afpbbcom
マクロン大統領、セーヌ川沿いの古書店立ち退きを断念 パリ五輪
0:49
ジジェクが20世紀の最悪の戦争犯罪の一つとして参照していた、731部隊の石井四郎についての英語のドキュメンタリー。内容は悪くないのに、冒頭のフジヤマ・ゲイシャ的映像と背景の琴の演奏には、こんな風に日本をエキゾチックなもの扱いしているから、いつまでも戦争犯罪が戦争犯罪として認知されない…
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いい文章だった。
大学の文学教師にできることなど、知的なすれっからしたちが生き延びていくために、つかのま同伴者になることでしかないのだから、こうして鈴木涼美に感謝されたら、教師としてはもう言うことないんじゃないかな。
gendai.media/articles/-/109 #現代ビジネス
いまどきの学生には、フーコーとポストコロニアリズム批判や現代のジェンダー論が地続きのものに見えるらしい。なるほどね、と思わないでもないが、フーコーはなによりアイデンティティ・ポリティクスにこそ抗った人だったんだけどな。
安倍退陣、twの白熱ぶりを見ると—自分もだが—、つくづくみんな安倍晋三が「好き」だったのだなと思う。というより、「安倍晋三」は<現実>の裂け目を塞ぐ対象aのようなものであり、それを弄ぶことで皆が<政治っぽい>ゲームを演じている気になれた特権的記号だったのだ。困難はむしろこれからだ。
大学まで行った人間には日本語と英語以外にもう一つくらい言語を身につけておけ、というのは、中長期的に見て「国益」に適っているはずだけどな。日本語と英語だけで済む世界に住んでいる植民地エリートの言うことだけ聞いていたって、その世界がいつまでもつかは分からない。保険みたいなものである。
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