渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

公道の走り方

2024年05月05日 | open


青丸は旋回頂点=エイペック

スポイント。

サーキットでも公道でも
コーナリングのエイペック
スポイントとクリッピング
ポイントの場所は異なる。
だが、公道ではサーキット
とは決定的に異なるライン
を取る。
理由は安全の為。
まず、初めに、公道のワイン
ディングロードではキープレ
フトを頑なに守る事は安全に
繋がらない。
特に奥が深く、複合コーナー
できつく曲がり込むブライン
ドコーナーなどでは左側(左
コーナーの場合はインベタ)
をコーナーのRに沿って走る
のは危険だ。
なぜならば、視界が極端に狭
くなるからだ。

公道のワインディングでは奥
まで進む。早めにインにはつ
かない。
コーナーの奥まで入る理由は
第一に視界がインベタよりも
開けるからだ。
そして、エイペックス(旋回
頂点)ポイントでマシンを回
頭させるのはコースと一緒だ。
だが、コースの場合はあえて
インに早くついて抜いたり後
方車両が抜く事をブロックし
たりする走法がある。
しかし、これを公道でやるの
はとても危険だ。
そして、左右とも回り込んだ
レイアウトのロードでインに
早めに着くの事はそれ以上の
インは無いので、視界が狭ま
るのと同時に、もうインには
ラインを変えられないという
選択肢要素の不在を発生させ
てしまう。
公道のコーナーでは、早めに
はインにつかない。
コーナーの奥深くまで進入し、
少しでも視界を確保し、イン
側も走行域を確保しておくの
である。
エイペックスポイントでタッ
クイン(押し込み)を行なう
のだが、クリッピングポイン
トは加速しながら舐めるよう
に抜けるのは、これはコース
も公道も同じだ。

そして、公道では安全確保の
為に絶対事項がある。
それは、「出口が見えるまで
絶対にスロットルを開けない」
という事だ。
出口が見えて視界が開けてか
ら公道では増速させる。

コーナーで奥まで突っ込む事
はサーキットでの走行でも存
在が多発するが、公道におい
ても安全確保の為に早めにイ
ンベタにすることは多角的に
みて好ましくはない。

 


この記事についてブログを書く
« 市内散歩 ~備後三原城内~ | トップ |