不登校の児童や生徒を対象とした公立の小中一貫校、「学びの多様化学校」が、九州で初めて、15日、大分県玖珠町に開校しました。

玖珠町立「学びの多様化学校」は文部科学大臣の指定を受けた学校で、15日は開校記念式典が行われ、関係者が九州初の公立義務教育学校の誕生を祝いました。また、16日は小学生4人と中学生12人が入校します。

学びの多様化学校では、不登校に配慮した柔軟な教育課程があり、教室内に間仕切りやソファが設置されるなど、学び方にも工夫が施されています。

(玖珠町立学びの多様化学校・小原猛校長)「伴走者として学びを支援するよという、温かいメッセージを子どもたちに伝えていきたい」

学びの多様化学校では「探求」や「対話」など、子どもが興味を持ちやすい特別なカリキュラムも新設されています。