GW中にイッキ観したい「ガンダム」作品はコレだ! 予備知識ナシでOKの選りすぐり3作
いまや「ガンダム」シリーズは膨大な数に達しており、未試聴の方からすると何から観ていいのか分からないのではないでしょうか。そこで今回は、ゴールデンウィーク中に観るのにおすすめの3作を挙げていきます。
新たなガンダムファンを獲得したシリーズ最新作
「ガンダム」シリーズが始まって45年が経ち、膨大な数のアニメーション作品が作られてファンを楽しませてきました。しかし今から「ガンダム」を観ようとすると、何から観ていいのか分からない方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、ゴールデンウィーク中に観るのにおすすめめの3作品を挙げてみました。
●『機動戦士ガンダム 水星の魔女』
2022年から2023年にかけて2シーズン全24話が放送された『機動戦士ガンダム 水星の魔女』は、「ガンダム」に興味を持った方にはおすすめの作品です。バンダイナムコフィルムワークスの岡本拓也プロデューサーが、10代の方から「ガンダムは、僕らのものじゃない。僕らに向けたものではない」と言われショックを受け、次の世代の少年少女へ向けた作品という方向性で作られたため、過去の「ガンダム」シリーズとの関連性は一切無く、完全に独立した作品として観ることが出来ます。
数多の企業が宇宙へ進出した時代、ある日モビルスーツ(MS)産業最大手の「ベネリットグループ」が運営する「アスティカシア高等専門学園」に、辺境の星である水星から「スレッタ・マーキュリー」を名乗るひとりの少女が編入してきました。
スレッタはその純朴さと圧倒的なMS操縦能力で一躍、注目の的となり、ベネリットグループ総裁のひとり娘である「ミオリネ・レンブラン」を始めとする周囲の人間と良好な関係を育んで行きます。一方、それまでエースパイロットとして君臨していたジェターク社の御曹司「グエル・ジェターク」は、スレッタとの決闘に敗れたため立場を失い、やがて学園から姿を消してしまいます。
スレッタはなぜそんなに強いのか。MSのコックピットで語り掛けている相手は誰なのか。そもそもスレッタとは何者なのか。
グエルはどこへ行ったのか。何をしているのか。何をしてしまったのか。
事実上のダブル主人公であるふたりは、どのように成長していったのか。周囲の人たちをどう変えて行ったのか。学園の生徒たちと親世代を取り巻く過去と恩讐はどのような決着を見るのか。
非常に観ごたえのある群像劇が展開される『機動戦士ガンダム 水星の魔女』をご覧になってみてください。