-
9/28(水)
おはようございます。旅に出るとよく寝られない私は、何度も窓の外を眺めていました。夜中は雲が切れて青空(夜なので青くないけど)が見えていたのに、5:30の今、やっぱりどんよりしてるわね~(^^;)
-
朝温泉を楽しんだ後、朝食にはまだ時間があるので夫も一緒にお散歩に出ます。
-
旅館がある通りは、100mほどの短い通りです。ここに食事処やお菓子屋さん、お土産物店などが並んでいます。
-
橋を渡って、昨夜とは反対側の砂浜に来てみました。
何にもないです。お天気が悪いので海の色も冴えません。
-
天橋立の松並木の方へやって来ました。お散歩コースになっているらしく、何人かの方とすれ違いました。
-
-
「知恵の松」
1本の松が三又になっていて、「三人寄れば文殊の知恵」から引用されたとのことです。何にでも“知恵”が付くのね~。
-
回旋橋を渡って旅館へ戻りましょう。あらっ、ちょっと青空も見えていますね♪
-
同じ食事処で朝食です。窓からは、今度は間違いなく天橋立が見えています。
-
『丹後の恵み朝ご飯』お献立
-
普通の和定食でした。“鯖のへしこ”は薄く切ってあったので、食べやすくてご飯に合いました。鰺の干物や黒ちくわ・はんぺんは、焜炉で温めて食べたので美味しかったです♪
-
-
部屋に戻ってきました。昨日は何艘も通って行く船の頭だけが見えたけれど、雨で庭に出てその様子を見ることができませんでした。
早朝は静かだったのですが、8時を過ぎて観光船の頭が見えてきました。慌てて庭に出て写真に撮りました。回旋橋が動いて船が通るのが見られて大満足です!
-
旅館にいても特にすることがないので、8:30には出発することにしました。スタッフの方に「お早いご出発ですね。」と言われました。落ち着きのない妻ですみません<(_ _)>
天橋立駅の駐車場に少しだけ駐車させてもらって、駅舎の前を通ります。
-
宮津唯一の外湯、天橋立温泉「知恵の湯」です。雰囲気のある建物ですよね。
12:00~21:00 大人700円 水曜日は定休日です。
-
ここにも「知恵の輪」がありました。
-
夫が駅舎から出てきて「この中から駐車場に行けるよ。」と言うので入ってみます。
-
-
ちょうど京都丹後鉄道のレトロな車両が停車していました。たった1両の車両が由良川橋梁を通る画像は、SNSでも人気ですよね。許可を得て改札の外から撮影させて頂きました。駐車場に戻ったら、今度は黄色い車両が入ってきました。どっちも可愛いですね。
-
天橋立駅から30~40分走って、伊根町観光案内所に到着しました。
-
30分無料の駐車場の奥には、舟屋が見える公園がありました。
伊根湾に沿って230軒もの舟屋が立ち並び、その美しい町並みは国の「伝統的建造物保存地区」に指定されています。その起源は江戸時代に遡り、舟屋の軒数が今も変わらないというのは驚きですね。舟屋がこれだけたくさん残っているのは、日本でも伊根だけだそうです。
-
良い感じです♪
-
観光案内所で教えてもらった「向井酒造」に歩いて向かいます。こちらは定休日ではないはずです。
舟屋ではないけれど、良い雰囲気の建物です。
-
「向井酒造」に到着!
あらら。。何か変だわ。
ガーーン! 28,29,30が臨時休業ですって!!! ついてません(。・ω・。)
-
仕方がないので、もう一つ教えてもらった『鏝絵(こてえ)』の見られる土蔵を探しましょう。
こちらも無料の駐車場に車を置いて歩きます。橋の欄干の模様も“舟屋”です。
-
マンホールもね♪
-
集落をを歩きます。今はバスも通れる道路になっていますが、元々は人が傘を差して行き違えるくらいの狭い通りだったそうです。
山が迫る伊根町は平地が少ないので、1931年(昭和6)~1939(昭和14)に道路を作るために、海を埋め立て舟屋や蔵を海側に移動することになりました。その時に1階しかなかった舟屋を2階建てとし、屋根は茅葺きから瓦屋根になりました。2階には居室や立派な客間などを作ったということです。
-
カニさんとご挨拶。そう言えば子供の頃、海水浴で海辺の民宿に泊まった時もカニさんが道路を歩いていたな~。懐かしい思い出が蘇ります。
-
「鯨舟屋」
伊根湾には鯨が迷い込んでくることもあったそうで、漁も行われていたとのことです。捕獲した鯨は、この舟屋で解体されていました。
舟屋は基本的に個人の家なので中を見ることはできませんが、「幸洋丸」は内部を公開しているそうです。残念ながら、こちらも水曜日は定休日でした。
-
空き地からは伊根湾が見渡せました。
-
そして『鏝絵(こてえ)』のある蔵です。ほとんどが土蔵ですが、たまに木造のものもありました。
-
蔵の妻部に見られる鏝絵は、どれも「梁隠し」の位置にあることから円形になっているそうです。
-
車に乗って「道の駅」にやってきました。伊根湾が一望できる場所ですが、雨が降ってきたのでよく見えません。
-
-
NHKの連続テレビ小説「ええにょぼ」の撮影に使われたとのことですが、私は観ていませんでした。道の駅のお土産売り場も水曜日は定休日でした。
「お食事処 油屋」もお休みでしたが、「レストラン舟屋」は営業していました。まだ10時過ぎでお昼ご飯には早いですね。休憩所は開いていたので、自販機のホットコーヒーで温まります。
-
遊覧船に乗るつもりでしたが、雨ではデッキにも上がれないしと気持ちは萎えて。。お昼ご飯はどこで食べようかと相談します。お食事処「兵四楼」はどうかな?と近くまで行ってみました。場所の確認をしても11時の開店にはまだ時間があるので、観光案内所の所まで戻ってきました。
すると夫が「もう、ここで食べようか?」と言うのです。舟屋を見ながら食事のできる「舟屋食堂」は私もチェックしていたので、そうすることにしました。
-
観光案内所の2階に上がると、このロケーション♪
-
何を食べよう? 海鮮が苦手な方や食べ飽きた方には、トンカツ定食もありますよ。
-
私はこのメニューを見て、目はハート♪
だって、烏賊は大好物なんです!! しかもこの時季限定のアオリイカ丼(^^)♪
これに決定!!!
-
夫は海鮮丼にしました。
-
じゃーーん!
9月末~10月しか食べられないアオリイカが、丼に3杯も入っています。今の時季はまだ小さめ(約100g)ですが、晩秋には300~500gに成長するそうです。でも適度に小さい方が柔らかく食感も良いそうです♪
-
生のアオリイカはねっとりとした食感で甘みが強く、湯通ししたゲソの部分は柔らかくてフワフワでした。生姜醤油が合いました!
-
煮付けまで付いていました。こちらも柔らかくてちょうど良い味付けでパーフェクト!!! 夫にも食べてもらって、2人で大満足~(^o^) 小鉢のうどんは、いらんかったけどね。
夫が一言「ねえ、悪いことばっかりやないやん。」「そうやね。終わりよければすべてよし!」と答えた私でした。
-
大好きな烏賊をお腹いっぱい食べてご機嫌になった私は「雨も上がったし遊覧船に乗ろう♪」とやって来ました。
この建物の中でチケットを購入します。「伊根湾めぐり遊覧船」は単独なら大人1000円ですが、「笠松公園 ケーブルカー・リフト」往復680円とのセット券なら1500円になるということなのでそちらを購入しました。
-
12時の乗船時間までまだ20分以上あるので、近くの『鏝絵』を見てみます。
先程の集落のものより数が多く、色味も綺麗です。観光案内所で言われていたのは、こちらの集落の方だったのかもしれません。
-
50mほどの通りに6軒もの蔵がありました。外に出ておられた女性に「こんにちは!」と声を掛けると、「鏝絵はある時期の流行でね。うちの蔵の方が古いけど鏝絵はないのよ。」「図柄は、あれは家紋。そっちは縁起の良い絵柄やね。」と教えてくれました。
-
ふむふむ、なるほどね。
-
「これは何かな?」とつぶやくと、夫が「鶴と亀じゃない。」と教えてくれました。私は初め、鶴が怪獣に見えました(^^;)
-
ブルーシートで覆われている建物は、絶賛リノベーション中でした。今は静かな舟屋ですが、またインバウンドが戻ってくると賑やかで落ち着かない日々が戻ってくるのでしょうか。観光客の私が言うのもなんですが、住民の方達が落ち着いて暮らせることを願います。
-
12時前になったので、乗船口まで進みます。
-
出航!
わ~い、海に出たら青空が広がってきました♪
-
チケットと一緒に渡されたのがこれです。皆さんお馴染みの “かっぱえびせん”
-
デッキに上がると早速カモメ・・いや“ウミネコ”かな。。が寄ってきました。
-
中に1羽トンビが混ざっていて、この迫力(‥;)
-
-
逆光で真っ黒になってしまったけど、猛禽類はやっぱり怖いわね(>_<)
でもまあ、人を襲ってくることはありません。
-
まるで若い女子のように、わーわー声を上げて怖がる夫。笑いながら写真を撮る妻(^^)
-
「自分でやると写真が撮れないのよね。」と言うと、わーわー言いながらも必死でかっぱえびせんを差し出す夫。
-
すると。。。ウミネコが、さっとえびせんを咥えて飛び去りました!
妻のために頑張った夫ですが、怖さに勝てず下に下りていきました。
お陰様で良い写真が撮れました。ありがとうね~♪
-
エサやりが一段落したところで、船長さんからのアナウンスが入ります。「ずっと自動音声案内が続いていたのに、誰も聞いていませんでしたよね。」と見ていたような言葉の後、舟屋の話が始まりました。
-
たくさんの舟屋が並んでいますが。。。
-
「左から2番目の舟屋は、1階部分がハの字になっていて隣の舟屋より屋根が低いでしょう。あれは江戸時代の舟屋なんですよ。」と船長。
昭和になって建て替えられた舟屋が多い中で、江戸時代そのままの姿が残っているのは貴重ですよね。
1階は舟の係留場であり、漁網を干したり魚をさばいたりと漁師の仕事場そのものなのですね。
-
日本海でありながら波が穏やかなのは、伊根湾が南を向いていることと向こうに見える青島が防波堤の役割をしているからなんだそうです。お天気が良ければ、本当に海の色が綺麗なんだと話していました。私は雨が止んで青空まで見えたので大満足です!
浮かんでいるのは、湾内の養殖筏です。ブリ・マダイ・カンパチなどの養殖をしているそうですが、更に別の場所ではイカの養殖をしているそうです。先程食べたアオリイカが、“伊根湾生まれの伊根湾育ち”というのはそういうことだったのですね。
-
伊根町には魚屋さんがありません。なので伊根町から配られているタブレットにその日の朝、帰港する前の船から釣果の情報が送られてくるんだそうです。「今日はイカ7ケース、アジ少々」など。。住民達はバケツを持って買いに行くそうです。
伊根漁港の「浜売り」は、基本的に土曜日がお休みだそうです。地元の人でなくても買えるそうですが、やっているかは確認してくださいね。
-
ウミネコのエサやりも楽しかったし、船長さんの話も興味深かったです。楽しい25分間でした。
桟橋の横には、熱帯魚のような綺麗な魚が泳いでいてウニもくっついていました。
-
伊根湾は豊かな漁場が広がっているのですね。4台も停まっていた観光バスがいなくなったので、大きな鯨のオブジェをパチリ!
-
13時頃、天橋立ケーブルカー・リフト乗り場にやって来ました。チケットは購入済みです。
-
上りはケーブルカーを使います。
-
展望デッキに来たけれど、また空が鉛色になってきました。
-
晴れていたら綺麗なのにな~。
-
ほらね!
*画像はHPより
-
それでも一応、やっときますか~(^o^)
私が何も言わなくてもやってました(笑)
-
夫の好きなソフトクリームを食べました。
-
下りはリフトで下りましょう。
けっこう高いのね。
-
眺めは最高!!
-
-
木々の紅葉が始まっています。
-
下の方には彼岸花が咲いていました。
-
車は「籠(この)神社」の近くに置いているので、中を通ってお詣りさせて貰いましょう。
途中の道には、萩の花が綺麗に咲いていました。
-
祭神は『彦火明命(ひこほあかりのみこと)』で亀との縁が深いことから亀がいました。
-
向かい側の亀の上には、亀がいました(^^)
-
主祭神『彦火明命(ひこほあかりのみこと)』の銅像です。
神武天皇の道案内をするために、亀に乗って現われたということです。
-
「元伊勢 籠神社」です。神社の名の由来は、天照大神の孫に当たる彦火明命が竹で編んだ籠船に乗り、海神の宮に行かれたことだそうです。境内は撮影禁止だったので、外からパチリ!
-
鎌倉時代作と伝わる対の狛犬は、重要文化財になっています。
-
ご朱印を頂きました。
-
立派な石の鳥居もありましたが、写真に撮り忘れました。
-
では家に向かって出発。。と思ったのですが、前日に行った宮津教会が今日なら開いているんじゃないのかなと思って、夫にお願いして寄ってもらいました。どうせ帰り道なので。
今度は表に駐車して、開いているドアに向かいます。少し青空も見えて、前日より明るく見えますね。
-
靴を脱いで中に入ると、女性が1人座っておられます。大きな文字で「写真撮影禁止」と書いてあります。残念だわと思っていると。。女性が「どちらから?」と声を掛けてこられました。「兵庫県宝塚市からです。」と答えると、つい先日まで兵庫県に住んでおられたそうで宝塚のこともご存知でした。今は頼まれて、こちらの教会のお留守番をしているそうです。
話しているうちにとても親しみを感じて下さったようで「たくさん写真を撮って帰ってくださいね。」と言って下さって。。「でも、撮影禁止と書いてあります。」と言うと、「いいですよ。もうすぐ修理に入るから見られなくなるんです。今のうちに撮って、みなさんに見せてあげてください。」とのことでした。
-
お言葉に甘えて、ささっと撮らせて頂きました。ステンドグラスも美しいですが、マリア様がとても優しいお顔をされていました。
下は畳敷きになっています。創立者は、フランスから来られたルイ・ルラーヴ神父です。明治29年(1896)、当時としては珍しいフランス風の構造で、かつ木造・畳敷きという和洋折衷のロマネスク式「天主堂」(聖堂)が建てられました。
-
ステンドグラスの美しさに目を奪われます。
-
近づいてみると、小紋の柄のような美しい模様が浮かび上がります。「日が差すとその色が映り込んで綺麗なのよ。」と話しておられました。
-
この美しいステンドグラスはフランス直輸入の、当時としてはとても珍しいものだったようです。
-
ずっと一緒に歩きながら説明をして下さった女性にお礼を言って外に出ました。夫に「細川ガラシャの銅像を撮ってくるね。」と言い残し走り出すと、慌てて先程の女性がついてこられました。
明智光秀の三女で悲劇のヒロインの印象の強いガラシャですが、宮津に住んで幸せに過ごした時期があったそうです。
-
後ろにはガラシャの辞世の句が彫り込まれていて、このことを伝えたかったようです。9/21に田中彩子モノオペラ「ガラシャ」の公演があり、とても良かったと話しておられました。
私はクリスチャンではないので、申し訳ない気持ちで聞いていましたが、美しく貴重な教会の内部を見せて頂き、最後まで大満足なドライブ旅となりました。
夫が運転できる間に、夫婦旅もまた行きたいと思います。よろしくお願いしま~す(^o^)
10
88