あ、絵柄や作風が真似られた作品が他者名義で販売されることについては、AIが作成したものであっても構いません。同じことは手描きの時代にもさんざん経験してきたことだからです。
拙作『ゲームセンターあらし』も多数の先行作品を参考にして、それをアレンジすることで、新しいと思われるような表現を創り出しました。『あらし』がヒットすると、児童誌には「あらし風」の作品がドッとあふれました。
マンガの世界では、ひとつ新しい表現が生まれたり発明されたりすると、その表現は、あっというまに多くのマンガ家に真似されて、それがひとつのスタイルになっていきます。私の作品の場合は、あまりにも既存の作品を参考にしたところが多く、「あらし風」と言われたりするのはおこがましく思っています。
しかし、ときどきですが革命的な作品も登場します。劇画の世界でしたら宮谷一彦、青年コミックの世界では大友克洋や、少年マンガなら鳥山明といった方々の作品です。当然、多くの追随者を生み出しましたが、生き残っているのは、そこから脱却し、自分の表現を見つけていった人だけです。
とりあえずマンガの歴史をながめていただけば、マンガ表現の歴史はエピゴーネン(模倣、亜流)の歴史でもあることがわかるかと思います。
引用
いかぽん@『朝起きたら探索者~』3巻、2024年2月28日発売予定!
@ikapon1
返信先: @msugayaさん
例えば、すがやみつる先生の著作物を学習利用して、すがやみつる先生の作風を重度に反映させた漫画生成AIが他者によって勝手に作られ商売に利用されたとして、それに対するコントロールの権限が、すがやみつる先生になくてもよいとお考えなのでしょうか。
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