自分のことをタイプ6だと思っているタイプ4
タイプ6は、『慎重な人(レニー・バロン/エリザベス・ウエイゲル)』とも『忠実な人(ドン・リチャード・リソ)』とも言われる性格タイプです。日本人の国民性がタイプ6なんて言われています。
タイプ4は、『夢想家(レニー・バロン/エリザベス・ウエイゲル/ヘレン・パーマー)』とも『芸術家(ドン・リチャード・リソ)』とも言われる性格タイプです。
最近、ネットで見ていて、「今まで自分のことをタイプ6だと思っていたら、実はタイプ4だった」という話と出会いました。リンクを貼りたいところですが、タイプ4に対して、何の関係も無い私が、急にそういうことをするのは、とてもまずいので、リンクを貼らずに話を進めたいと思います。つまり、相手に、嫌われたくないのです。
たしかに、エニアグラムのワークショップに行くと、私にはタイプ4に見えるのに、タイプ6だと自己申告する人に出会うことはあります。
たぶん、自己イメージとして、「私って平凡だし、特別でも無いし、協調性はあるし、我侭だって言わないし、我慢できるし、良識ある社会人だし、○○だし、□□だし、エトセトラ、エトセトラ・・・」といった感じなんだと思います。
ただ、会話をしていると、自分の思ったことを「ぽーん」と発言するんですよね。タイプ6的に、周りがどう受け止めるか気にしながら発言するというよりは、より自分に正直に、ありのままを言っちゃっているんですよね。自分の発言に『慎重な人』では無いんですよね。
それで、「あれ?」と思って、雰囲気を見てみると、タイプ4の雰囲気を醸し出していて、「タイプ4じゃないのかな~?」となるのです。
雰囲気を抜きにしても、自分に正直に言葉を言いっ放しにする態度と、その言葉の影響を気にしていない態度は、タイプ1・4・5あたりになり、その上で、タイプ4と同じように周りを気にせず、どちらかというと内向的で、自分に正直なタイプ1ほどには、緊張感や存在感が無く、タイプ5のような飄々(ひょうひょう)とした感じでも無い。
私からすると、「なんでここに?」となるのですが、自分をタイプ6だと間違えるタイプ4というのは、自分のこだわりから解放されているようにも見えるので、もしかしたら、幸せな人生を送れているのかも知れず、まあ統合の方向であるタイプ1の『完全主義者(レニー・バロン/エリザベス・ウエイゲル/ヘレン・パーマー)』には、ほど遠くても「それもアリかな」なんて、私は思うのです。
※ 『【エニアグラム用語】統合と分裂』
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