トランプ氏「ウクライナ存続は米にとって重要」、姿勢変化示唆

米政府は１日、ウクライナ戦争を巡るロシアへの新たな制裁措置を発表した。中国企業などを通じた制裁迂回を狙い撃ちにしている。

ロシアのショイグ国防相はウクライナにおける軍事作戦のために、より多くの武器をより迅速に供給するよう命じた。国防省が１日、メッセージアプリ「テレグラム」で明らかにした。

北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）のストルテンベルグ事務総長は、ロシアが侵攻したウクライナではＮＡＴＯ加盟国に対する信頼が「低下している」との見解を示した。ロシアとの戦闘に向けた武器納入の遅れなどが要因という。

ロシア当局は３０日、ウクライナがクリミアに向けて発射した米国製の長距離ミサイル「ＡＴＡＣＭＳ（エイタクムス）」を迎撃したと発表した。

ウクライナ南部オデーサに２９日、ロシアからのミサイル攻撃があり、地元の当局者によると、教育施設で少なくとも５人が死亡し、３２人が負傷した。