「短期掲載で焦って採用」から長期掲載で応募数＆定着率アップ！

課題

採用激戦区で採用後の定着率改善に苦戦

2〜3週間の短期掲載では応募が増えず、焦ったなかでの採用を余儀なくされていた。その結果、採用してもなかなか定着しなかった。

結果

当社で働きたいという応募が増え、定着率が改善

短期掲載から長期掲載に切り替えたことで、まず応募数の増加に成功。さらに「Ben’s Cookiesで働きたい」という動機での応募が増え、定着率も改善された。

短期掲載からスタートするも定着率に大きな課題

はじめに、dipの媒体を導入した時期やきっかけを教えてください。

Ben’s Cookies Japan株式会社　Operation Manager　栗林優圭様（以下・栗林様）：dipさんとの取引が始まったのは2018年の10月ごろです。当時、私は直接の担当ではなかったのですが、ちょうど当社が求人広告を強化しはじめた時期でした。店舗数を増やしていくなかで、特にアルバイトと正社員の採用に力をいれていました。そこでさらなる応募数の増加を実現するために、dipさんにお話をうかがい、まずは2〜3週間の短期掲載を中心に「バイトル」や「バイトルNEXT」を導入しました。

採用において特に課題だったのは何ですか。

栗林様：なかなか採用がうまくいかなかったのはGINZA SIX店です。どの店舗も基本は2〜3週間の掲載だったのですが、GINZA SIX店だけはなかなか応募が増えずとても苦労していました。しかし、店舗は人を必要としているわけですから、限られた応募のなかで採用しなければなりません。短い掲載期間と少ない応募のなかでいつも焦りながら採用をおこなっていたため、応募者が当社にフィットしないこともしばしばあり、採用後の定着も大きな課題となっていました。

焦りながら採用していたことで定着率にも影響があったと。どのような施策で課題を解決していったのでしょうか。

栗林様：本当に「GINZA SIX店の採用どうしよう」と悩んでいたところで、dipさんから提案いただいたのが2〜3週間の短期掲載から年単位の長期掲載に切り替えることでした。銀座には当社以外に魅力的な求人がたくさんあり注目を集めにくいなか、長期間にわたり求人を掲載することで応募者の目にとまりやすくなることを目指しました。dipさんのこの提案に期待し、2022年9月から長期掲載をはじめました。

長期掲載で応募者の動機に変化　内定基準も長期視点に

掲載期間を長くすることでどのような効果があったのでしょうか。

栗林様：まず応募数が増えましたね。新規出店も進めていたのでリアル店舗で当社を知る人も増えてきたと思うのですが、長期掲載に切り替えたことで多くの応募が来るようになりました。特に大きな変化は、応募者の多くが当社を知っていたことです。以前は「銀座で働きたい」という動機が先行した応募者が多かったのですが、長期掲載に変えたことで「Ben’s Cookiesで働きたいから」応募してくれる人が増えたように感じます。

応募者の志望動機に変化が見られたのですね。内定を出す基準も変わったのではないでしょうか。

栗林様：そうですね。もちろん人が足りないから採用をするわけですが、単にシフトを埋めるための採用というよりは「自分（店長）がきちんと教えられるか」「育てたいと思うか」という基準に変わってきたんです。長期掲載に切り替えたことで長期的な視点での採用に取り組めるようになり、結果的に定着率も上がりましたね。現在は長期掲載と短期掲載を組み合わせながら、どの店舗でも切れ目なく採用できる体制が整ってきました。

原稿作成で意識した点は何ですか。

栗林様：原稿作成についてはほとんどdipさんにお任せしており、私からは募集するシフト帯を伝えています。基本はそれだけで、あとはdipさんが見事な原稿を作ってくれるので本当に頼もしいです…。原稿の内容も、これまでは待遇面を押し出したものから「キラキラした感じ」といいますか、親しみやすい文面にガラッと変わりましたね。たとえば「自由で楽しい宝箱のような職場」なんていうフレーズ、自分では絶対に思いつかないのですごく勉強になりますよ。

知名度アップに手応え。今後も「焦らず採用」を重視

dipの支援で助かっているのはどのような点ですか。

栗林様：私としては「GINZA SIX店の求人を長期掲載に変える」という提案が1番印象的で、ずっと困っていた店舗の採用を改善してもらえたのが本当に助かりました。また、とにかくレスポンスが早くて求人がすぐ掲載されるのもありがたいですね。定期的にオフィスに来てくれるので、採用の悩みを共有できるというだけでもすごく助かっていますよ。実は他社さんを利用したことがなく比較をしたわけではないので、説得力があるのかわかりませんが…（笑）。でも、dipさんとの取引をはじめてからは採用がうまくいっているので、他社と比べる必要がないともいえますね。お付き合いも長くなっていますし、基本的には「ずっと助かっている」という状態ですよ！

最後に、Ben’s Cookies Japan様の今後の展望をお聞かせください。

栗林様：今年も続々と出店計画が進んでいますので、アルバイト・社員ともに採用をもっと強化していきたいです。最近は面接をするなかでも「お店を見たことがあり、かわいいと思って応募した」という声もよく聞くようになったので、知名度はだんだん上がっているのかなと感じます。掲載については、引き続き長期掲載や短期掲載を組み合わせながら、「焦らず採用する」ことを重視していきたいですね。