結

こんにちは

こんばんは

廣野凌大です。

早速ですが、、、皆様、舞台キングオブプリズム シャイニーローズスターズにご来場いただきありがとうございました。急遽なってしまった千秋楽ですが、悔いは残っていません。むしろ清々しい気持ちなんです。僕らキャスト、スタッフ一同は一日一日に全力を注いでいたから。その日に死んでも良いと思っていたから。大げさじゃなくてマジです。それくらい毎日全力で取り組んでいました。

そして、この座組みの良いところは、全力でやった！俺たちよかったよね！？って言う俳優の独りよがりをしたいから全力を出す。ではなく。

あくまでお客様のために。自分が配役されたそのキャラクターを、この作品を愛してくださっているお客様のために命を削って全力を出して演じる。そんな素敵なカンパニーでした。もちろん僕らもこの作品が大好きって言うのもあるんですけど。大好きと言うか愛してますね。キャスト全員。稽古場の風景も見せれるならたくさん見せたい。それくらい愛に溢れた空間でした。そりゃそう。2年前もそうだったから。それがさらに今回増幅されました。

まずは僕らにとって初めてキンプリの煌めき、お客様のパワーに触れた2年前のオーバーザサンシャイン。何もかもが初めての体験で、正直めちゃくちゃ緊張しました。そしてこの舞台が終わった頃には、さらにさらにこの作品が好きになっていました。

そしてその年に出させていただいたステージフェス。

その翌年にもステージフェスはあったのですが、僕は別作品に携わっていたので、ゼウスは出ませんでした。

そして約半年前に行われたローズパーティ。台風の影響で皆様の前で直接お披露目することはなく、生中継、円盤化という事になりました。この日に今回のシャイニーローズスターズの発表がありました。この悔しさをバネに次はお客様の前でゼウスかましてやろうと何回思ったでしょうか。全然覚えてませんが、めちゃくちゃ思いました。こうやって思えたのは、エリートの皆様のおかげだと思います。ありがとうございます。

そんなこともありまして、迎えた今回のシャイニーローズスターズ。台本を貰い、読んだ時、ガッツポーズしました。ゼウスの大切なシーンの数々をまた演じることが出来る、さらにパワーアップしてパフォーマンスに昇華することが出来る、2年前のあの時を経たからこそ、半年前の台風を経たからこそ、もっとゼウスを愛して、もっとゼウスになって、またエリートの皆様の前に立てる！ってめちゃくちゃ思いましたね。ストリートデュオ！？まじかよ！ヒロと！？まじかよ！べるのジャンプ！？まじかよ！！ゼウスの挫折！？まじかよ！！！え！？プリズム1出来るの！？まじかよ！！！！おれやっとソロショーできるの！？まじかよ！！！！！なんだこの台本！まじかよ！！！！！！セプテントリオン！！！！！！！

総曲数21曲！？！？やばくね！？！？ありがとう！！楽しみ！！！

そんなこともありまして、の文からここまでの話。台本を見た段階での話。

そしてここからは稽古の話。

稽古始まってもすぐに仕事モードにみんな入りまして。ひさしぶりー！とかじゃなくて、あのシーンどうする！？みたいなクリエイティブな会話がちらほらと聞こえてきて、うわー、やっぱみんなこの作品愛してんだなー。俺もだー。嬉しいなー。がんばろって毎回思ってました。

エデロ生みんなでTシャツ着ながらナナイロノチカイの振り付けやったりして。振り付けがついてからも原作を見ながら何回も、ここで絡もうとか、ここでこんなポーズしてるね。とか、緻密に練りました。

色んなとこで言ってるけど、二年前は自身、ドラマチックLOVEの振り付けも全然出来なくて、毎日のようにユキ様役しょうじろうさんと残って、やっと踊れるようになって、俺ら踊れる！しょうじろうさん！俺ら踊れるよ！！って調子乗ってたら、後日別仕事があって稽古に合流してきたレオ役ゆづきちに秒で踊られてへこむっていうこともありました。

そんなこともあったんですが、今回はまず、すんなりと振りが入り、僕もしょうじろうさんも、俺らパワーアップして帰ってこれたね。嬉しいね。でもだからこそ慢心しちゃ駄目だよね。ってエデロ生みんな稽古時間とっくに過ぎてるのに最後まで残って稽古してました。

ここで大事なのは別に稽古場に残ることが偉いんじゃないんです。正直、結果の世界ですから。残らなくても上手かったらそれは逆にすごいこと。板の上での説得力に勝るものは無いと俺は思っています。

でもちがう。みんな残らなくても、恐らくパフォーマンスとして見せる及第点には到達してる。残って、さらにクオリティを上げてるからみんな凄いんです。ユニットショーしかりデュオショーしかりソロショーしかり。これはエデロもシュワロもオバレもスタッフの皆さんも。オールキャスト。本当にリスペクト。

俺、意外と稽古だけは真面目にやる自覚ある人なんだけど、流石に疲れましたね。みんなにも見てほしい。稽古場ではほぼマイクなんて付けませんので、生声を張り上げて歌うみんなの姿。メイクもせずに汗だくで踊るみんなの一生懸命な姿。泥臭いみんなの姿。最高ですよ本当に。感化されまくったし、俺も必死になれました。キャストのみなさん、スタッフの皆さんありがとう。

座長、しょうへいさんにも本当に感謝。僕は初舞台の時にしょうへいさんと共演させていただいて、ずっと、大きな背中を追ってます。付いていきたいって思える人。そんな人が座長なんだから、無敵ですよこの作品は。

そして迎えた本番。

エリートの皆様。まずはありがとうございました。皆様のおかげでこの作品は完成しました。はじめに客席から声が聞こえた時、じーんときました。それだけじゃないんですけど、言葉にうまくできません。みなさん待っててくれたんだなーって。とても嬉しくなったし、同時にさらに緊張しましけど。愛を返そうって改めて思いました。

セプテントリオン。最高です。

ゼウスはエデロのみんなに会えて本当に良かったと思うし、僕自身も、このキャストに会えて良かった。かけがえのない時間、体験をさせてもらったから。

プリズム1でも、それぞれの想いを胸に飛躍したキャラクターたち。そして仲間のためにあのジャンプをとぶゼウス。

役者の熱量とキャラクターがリンクしていたあの空間。大好きだ。

俺が言えたことじゃないけど、みんなダンスも歌も二年前と比べて、技術的なものも熱量も表現のアプローチの仕方も段違いだった気がします。だから僕らが二年間別現場で各々技術や精神を培ったのは必然だったんじゃないかなって思います。

ユキノジョウから始まって、みんなそれぞれ輝きを放って、それを星座としてゼウスがまとめて、最後にシンが一等星としてより強く輝く。そんなプリズム1が僕には見えていました。シャイン来ちゃったけど。

本当にみんなの熱量すごかった。何度も言うけど。

みんな舞台で出てないシーンなんだから本来休憩するべきなのに、袖で自分の出番ギリギリまで立って、他のみんなのショーを見て自分を鼓舞してました。そういうの見てたら自然と熱いものが心の中からわいてきて、気がついたらいつもゼウスとしてパフォーマンスをし終わってる。そんな愛しい毎日でした。

そして、デュオショー。ヒロと組めて良かったねユウ。

ヒロがユウに愛を持っているからこそ、あの景色を見せてくれて、あのジャンプをあえてとんでくれた。このシーンを演じることができて本当に嬉しかったです。

そしてその状況で何もできないユウを痛感するのはつらかった。ヒロやべる、レジェンド達にとってはユウはきっとまだまだ。だけど光る何かを持っているからこそ、ヒロが見せてくれたあの景色、愛ゆえに突きつけてくれた現実。それを消化して挑んだプリズム1。

完璧な流れすぎて台本読んだ時頭抱えましたよ本当青葉さんありがとうございます！！！！！！！

すごい唐突ですが

本当ユウってすごいんですよ！！！！

なんでも出来るじゃん！！あんな若いのに！！俺が中学生のときなんてモテたくてギター始めたけど、作詞作曲なんて絶対無理だったし！踊れないし！歌も歌えないし！！あんなに自分のアイデンティティを持ってない！！

それであんな人前で堂々とパフォーマンスしちゃうんでしょ！？なにそれ！！やば！！！怖い！！！才能！！怖い！！！

演じれて幸せ！！！

最強！！！

最強のスーパーゼウスを演じたからこそ、僕も前より最強になった気分になれました。この魔法は解けてほしくないなあ！！！

皆さん！！この作品！！円盤になるんですよ！！実は昨日収録してきました。ロズパの時と同じ無人の客席。でもロズパの時と同じように、お前ら全員見えてたからな！！！！！お前らのパワーはそれぐらいすごい！！！

だから、待っててください。またすぐに帰ってきますから。逆にこの辛かった時間を一緒に、あんなこともあったね。って笑えるように、今は辛いけど俺らキャストはやる気満々なんだよ！！！！！ゼウスとして暴れたりないよ！！！もっと酔いしれて欲しいもん！！！

涼野 結を演じさせていただいて、本当にありがとうございました。

これからも、みんなに愛されて、みんなを結んでね。

また会おうな！！！！さよならは言わないぜ！！！おれは全知全能のスーパーゼウス！！！悲しい雨が降ったら次は虹が出る！！そして！澄み渡った夜空には俺たちが輝いてる！！いつでもお前らのことを見守ってるからな！！

約束だ！！