ちんちん亭一夏くん   作:散髪どっこいしょ野郎

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前回のあらすじ

偉いよママ♡大好き♡

原作のネタバレ注意♡


七話

銀の福音討伐後、撃墜された他の専用機持ちを回収し再び旅館に戻ってきた織斑一夏は千冬と束に謎のちんちん亭少女について問いただしていた。

 

目撃者の凰鈴音は一夏に何も聞かずにいてくれた。その優しさが一夏にはありがたかった。

 

あの時現れた正体不明のIS、サイレント・ゼフィルスはイギリスの所有していたISなのだが、亡国機業(ファントム・タスク)という第二次世界大戦以降発生し近年勢力を増しているテロリスト集団によって強奪されたことが判明した。

 

織斑計画(プロジェクト・モザイカ)」。

最高の人類を作りだすことをコンセプトとし、遺伝子操作でより優れた人間を生み出そうとしていた計画。

 

現在は天然の人類最強篠ノ之束が確認されたことでその試みは頓挫しているが、一夏と千冬はその中で確認されたただ二人の成功体なのである。

 

ラウラ・ボーデヴィッヒはその流れを汲んで生まれてきた存在であり、一夏とは遠い親戚のような関係である。

見た目が酷似していたことから、ちんちん亭少女は千冬のクローンなのではないかというのが束の推測だったが、千冬は茫然自失としていた。

 

恐らく自分の妹である少女と弟が二人ともちんちん亭だという強すぎる衝撃。彼女が前世でどんな罪を犯してきたというのか。

 

何はともあれ臨海学校は終了した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夏休み。

一夏と千冬は夏祭りに来ていた。

 

元々彼ら兄弟は仲がいい。というよりお互いシスコンブラコンである。

一夏が入学してからというもの千冬は激務に追われ弟の傍若無人っぷりをまざまざと見せつけられ、ちんちん亭一夏としてもちょっとやりすぎたと思っていた。

 

千冬姉に息抜きをさせてあげなくてはという思いと、今まで失ってきた家族との時間を取り戻したいという願いから一夏は千冬を誘った。

 

対する千冬もただ一人の家族である一夏に寂しい思いをさせてしまったという後悔と、たまには弟と一緒の時間を過ごしたいという願望で誘いに乗った。

 

IS学園の教師なのに仕事はないのかという野暮な質問はしてはならない。彼女は今日のために死ぬほど頑張ってきたのだ。

 

「出かけると健康になりますよ。

隅々まで楽しんでおかないと。

この時期はリンパがハンパじゃないですのでね。」

 

「ああ…そうだな…。」

 

あの時ラウラとの会話で確信した通り、やはり一夏の根本的な部分は変わっていないのだ。

ちんちん亭語録を吐くというのが強烈すぎたが、根は優しい弟なのだなとこの休みで千冬は理解した。

 

そんな二人の前に、一人の少女が現れる。

 

「やあ、今日は月が綺麗だな兄さん、姉さん。」

 

「お前が…例の。」

 

「ここではなんだ。少し場所を移そう。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「何が目的だ?言え。」

 

誰もいない薄暗い公園の中で、千冬の声が響く。

 

「ケツがデカすぎて下品な体○が良く似合うね。」

 

少女にセクハラをする織斑一夏。

 

「そう言えばまだ自己紹介をしていなかったな。

私はマドカ。織斑マドカだ。」

 

「私の正体はとっくに知っているだろう?

私はあなた達の妹だ。」

 

「ほら〜♡エッチな妹ちゃんでちゅね。」

 

「黙ってろ。──それで何が目的だ?」

 

「…ふふふ、私はね姉さん。あなた達が欲しいんだ。」

 

「そうやって兄弟愛をペロリと告白しろ。

こういうのが全人類好きなのだからな。」

 

「殺すぞお前。」

 

千冬はキレそうになった。

 

「だったらなぜ亡国機業なんぞにいる?

IS学園にくるなりすればいいものを。」

 

「私は亡国の構成員だからな。」

 

そう言いながらどこかからメモを取り出し、書き込むマドカ。

 

『私の体内には監視用のナノマシンと爆弾が仕組まれている。歯向かうような素振りを見せたらすぐに私は殺される。』

 

「…」

 

「というわけだ。一緒に来てくれないか二人共。

安心してくれ、私はどちらもイケる口だ。」

 

「めぐまれねぇ村人に愛の手を!

そのクソムチエ○ボディにむしゃぶりつかせて──

「断る。」

 

一夏の言葉を遮り拒絶する千冬。

 

「そうか。ならいい。────催眠。」

 

咄嗟に飛び退く千冬。

 

「非常識ですらあるよ。

そんなに俺の催眠が好きなの?」

 

「何故貴様が催眠を使える?」

 

「こういうことさ。」

 

マドカがふところから取り出したのは一冊のエ○本。

 

その表紙にはメス♡イズ♡オールマ○♡と書かれていた。

 

さて、ここで一話の一夏の自己紹介を振り返ってみよう。

サークルちんちん亭、Chin名義で活動中。

 

そう、彼はリアルちんちん亭だったのだ。

 

「あの日──姉さんが一夏兄さんを連れて研究所から脱出した日。私は姉さんのクローンとして作られ、計画が終了した後私は亡国機業の一員になることを余儀なくされた。」

 

「なぜ今まで会ってもいない兄弟のことをこんなに愛しているか分かるかな? 私達は究極の人類を目指して作られた。たった一人生み出すだけでも至難の技だ。

だったら───繁殖させればいい。」

 

マドカが異常に二人も求めるのも、一夏と千冬がお互いスキスキなのも、それが理由だったのだ。

 

感想欄で当てられてしまいめちゃくちゃ焦った結果、この設定で無理やりゴリ押すことにした。

ごめんなさい♡ ガラムマサラ。

 

「亡国機業で使われている間ずっと地獄にいるようだったよ。けど、そんな私を支えてくれたのがこの本だ。私は兄さんのエ○本のお陰で今まで生きてこれた。

ありがとう♡謝罪は?」

 

「お前マジで…マジでお前…。」

 

「あっ♡あっ♡ごめんなさい♡」

 

「そして私は兄さん、あなた達を見つけたんだ。あなた達を手に入れる為なら私はなんでも出来た。それこそ、兄さんの本を参考にして催眠を覚えることもな。」

 

「ふざけんな一夏!マジで死ね!」

 

とうとうブチ切れた千冬。無意識の内に語録を使っているあたり彼女にも才能があるのだろうか?

 

少し話しすぎだと思うがマドカはあまり従順でないため、重要な情報は知らされない。よってこのカミングアウトも大丈夫だ。

 

 

 

ひとまずこの場はお開きになるが、千冬は思わず呟く。

 

「…束に頼めば解決しないか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夏休みも終わり、一夏は整備室へ来ていた。

VTシステムを発動させたことがISの点検の際にバレないようにするためである。

 

そうして入った部屋の中に、未完成と思われるISと青い髪をしてメガネをかけた少女がいた。

 

彼女は一心不乱にキーボードを叩いていたが、入ってきた一夏をチラリと見ると露骨に嫌そうな顔をした。

 

「バキューム態度にもほどがありますよ。」

 

何故初対面の彼女にこうも嫌われるのか?

聞き詰めようとした一夏に、背後から声がかかる。

 

「おりむーおりむーちょっとこっち来て〜。」

 

一夏に声をかけたのは同じクラスの布仏本音。

IS世界のふわふわ系マスコット少女である。

モブでありながらも中々に人気が高いキャラで、彼女をヒロインと捉える層も少なくない。

 

彼女の話によると、代表候補生である彼女─更識簪─の専用機となる打鉄弐式というISが日本のISメーカー「倉持技研」によって開発されていたのだが、

織斑一夏の白式のデータ取りなどのために技術者を全て持ってかれてしまい未完成のままであるというありえないクソ状況だったらしい。

 

それでも彼女は誰の手も借りようとせず一人で完成させようと躍起になっている。

というのも、彼女は姉の更識楯無という人物に酷くコンプレックスを抱いており幼少期から完璧な姉と比較され続け、家柄で仕えていて仲の良い布仏本音以外には心を閉ざしがちになってしまっているのだ。

 

その劣等感を姉がそうしたように一人でISを組み立てあげて解消しようとしているのだが、中々上手く進まず一夏に恨みを抱いているということだ。

 

「クソ企業にも限度ってものがあるだろ。

ちょっと引くわ。」

 

「お前が言うな。」

 

あのほんわかした布仏さえも、これにはマジレスせざるを得なかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うわっ…キーボード本気タイピングでとんでもないよ。制作願望が強すぎるだろ。」

 

「…何?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「オラッ組み立ての手伝いさせろ!」

 

「いらない。」

 

こんな様子で数日が過ぎていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ある日。

簪は打鉄弐式の飛行試験をしようとしていた。

 

しかし単独で作ったISが上手く調整できる訳もなく、彼女は地面に激突しようとしていた。

 

「ほら頑張れ頑張れ♡更識の簪さん♡

もっと飛行気持ちよくなるように人頼れ!」

 

「え…あっ…ありがとう…。」

 

簪はその境遇から自分を助けにきてくれるヒーローに憧れていた。

だからだろうか。一瞬自分を助けてくれた一夏がそれに重なって見えたのだ。

 

こんなヤツをヒーローと見まごうとか世も末だよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ネトネトとしたアイエスならではのシールドエネルギーが機体にソリソリと絡みますね。」

 

「なるほど…。」

 

何が?

 

とりあえず一夏は開発の手伝いをすることを許された。

 

その後布仏本音を筆頭に色々な整備科の生徒達も彼女のIS制作を手伝ってくれるようになった。

 

 

 

 

 

 

 

今までが嘘の様に順調に進んでいったが、最後の最後で未完成の部分があった。

 

「う〜ん…。」

 

「ぐ…!絶対諦めるな…!

ラブラブ開発しろ…!」

 

 

 

一夏の元に電話がかかる。

 

「…! オラっ!行くぞ!」

 

「え…どこに?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どこかの海の上、そこに浮かぶラボに一夏と簪は来ていた。

 

「いっくんが喜びそうな子ができたよ」という束からの電話で、簪もつれていくことにしたのだ。

 

そのラボの中に、束と一人の銀髪少女がいた。

 

「貴方が織斑一夏さんですか。

…試させていただきます。貴方の力を。」

 

彼女はクロエ・クロニクル。

ラウラと同じ様に試験管から生まれた強化人間の失敗作。束がその研究施設を壊滅させた中でのただ一人の生き残りである。ようはラウラの姉。

 

助け出された後は束の従者として生きていたが、

帰ってきた束の変貌ぶりを不審に思い、

彼女を堕とした一夏がどのような人間か見極めようとしたのだ。

 

彼女が所有するISは束お手製の特別品で、クロエの生体機能の補助を行っているがそれ以外にも特殊な能力がある。

 

身構える一夏を幻想が優しく包み込んでいった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おお…っヤバ…っ油断すると

すぐ塗り替えられそうだよ。

一体何リューべの世界を見せてきた?

レクイエム。」

 

「嘘…ワールド・パージを弾いた…?」

 

その機能名はワールド・パージ。

相手に幻覚を見せるという一般的なISとは一線を画した力だが、それを支配する操縦者には相応の負荷がかかる。空間全てを幻覚に変えるということは幻覚内にはパイロットの感覚もあるということだ。

 

つまり催眠の出番である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なる…っほど…っ!

みとめまあっ…しょう…っ」

 

「ほんとマッサージに最適な身体だな

オラがナマで気持ちよくマッサージしてるなんて

信じられねぇべ!」

 

結局催眠返しされたクロエは一夏からマッサージを無理やりされている。

だが安心して欲しい。変態紳士メスイ○一夏は彼女を下品にアク○をさせることはしない。

 

クロエ・クロニクルは研究施設の中で失敗作の自分一人だけが生きて束からの愛情を受けていることに負い目を感じていた。

 

しかし彼女には生きている以上助けられずに死んでいった姉妹達の為にも幸せにならなければならないという義務がある。

 

一夏はクロエの思いを催眠で和らげ、

マッサージで身体をほぐし快感を与え続けゆっくりと幸せを享受させる。

 

そこで漏れ出す甘い吐息や悶える声こそが、

一夏が消えていった命の歴史(クロニクル)に捧ぐ鎮魂曲(レクイエム)なのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「オラっ!俺を試しやがってよクソ兎!

イケっ!死ねっ!死ねっ!死ねっ!

エーデルワイス。」

 

「ぐぉお゛お゛っっ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」

 

それにア○メ役は既にいるのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ハァっ…♡はァ…ッ♡これがっ…♡

ゴーレムIIIちゃんだよ…っ♡」

 

「俺の○○○が固くなる機体わかってんじゃん。」

 

「これが…ISの創始者…?」

 

 

 

 

 

その後はゴーレムIIIと一夏が戯れている間に束がアドバイスを簪に授け、彼女の手により打鉄弐式は完成した。

 

(こういうのも…悪くないかな…。)

 

描いていたヒーロー像とはまるで違うが、自分の為に動いてくれた一夏もまた簪の救世主である。

 

この日以降彼女の好きなアニメのジャンルがまた一つ増えた。

高校一年生更識簪の趣味はまだまだ広がる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ココガタバネサマノラボトシッテノコトカ?』

 

『ナニガモクテキダ?オトコフゼイガ。ア?』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ゴーレムIII様の素質により、かなりISバトルのやりやすい状況です。」

 

『マ、マアナ。ワタシニカカレバコレクライ…。』

 

「あとはキモチい〜いめくるめくISバトルの時間と

なっております♡」

 

『ヤ、ヤルナラハヤクシロ。』

 

「見てください。もっと良く見ろ。

ゴーレムIII様のぐっちょりと濡れたシールドエネルギーに侵入し、零落白夜をすることで絶対防御が成立します。これをマスターすることで、無人機が繁栄しIS学園はとても困ることになるでしょう。」

 

『コ、コレガイマカラ…♡』

 

ドキ♡ドキ♡ドキ♡ムチ♡ムチ♡ムチ♡

 

 

 

 

 

 

『ンンンンンッ♡ウアッ♡』

 

「おいおいやはりただの無人機なのか?

それとも栄光を掴むのか、どっちなのだ?」

 

『アッグゥゥゥッ マ、マケルモノカ…ッ♡』

 

「下品な武装を生まれ出づりやがって。

調教が必要だな これは

カルマ。」

 

「クロスグリッドターンカリカリしながらイケっ!」

 

『ウア゛ッ…♡グア゛アッ…♡ガア…ッ♡』

 

 




許して♡

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