荻野屋、駅弁の「峠の釜めし」100円値上げ
弁当製造などを手掛ける荻野屋(群馬県安中市)は、7月1日から名物駅弁の「峠の釜めし」を100円値上げすると発表した。陶器入りは現行価格の1200円を1300円に、サトウキビの搾りかすなどを原料とする「パルプモールド容器」入りは現行1100円を1200円にする。
飲食店で提供する「峠の釜めし」のセットメニューも、現行価格から一律100円値上げする。食材費や燃料費、物流費などの価格上昇が理由としている。峠の釜めし(陶器)の価格改定は2022年4月以来。
峠の釜めしは1958年に発売したロングセラーの人気商品で、累計販売個数は1億8000万個を超えている。
原材料価格や物流費の高騰を受け、食品やサービス、電気・ガスなど幅広い分野で値上げの動きが広がっています。最新の記事をまとめました。
関連企業・業界