昔、歌舞伎町のどうとんぼり神座に行こうとしたら、呼び込みのブラザーが着いてきた。こっちだよとブラザーは案内してくる。出てもブラザーは待っていた。ブラザーは5000円ポッキリで飲めるよと言う。神座への道のりまでを案内してくれた熱意にやられて、じゃあ行くかと。裏路地の雑居ビルの店に連れて行かれた。店は薄暗く、2メートルは越しているだろうもう1人のブラザーがいて、客はゼロだった。モンゴル人の妙齢の淑女が席に着いた。シャンパンを飲みたいという。ふざけるなよと、5000円しか払う気ねえよというと、淑女は眉間に皺を寄せ、ハウスボトルの焼酎の水割りをオレに作り出したんだ。
淑女に飲みなよと言われ、二、三口飲んだら、脳がガクッて来た。普段そんなに酒は飲まないけれど、飲めないことはなく、酒で失敗したことはないオレがそう脳にくる酒なんかあるか。これはやばいなと思い、ブラザーに5000円を投げて店を出た。
その後、見たことのあるビルがニュースで流れ、昏睡強盗で逮捕者を出していた。
引用
弁護士唐澤貴洋 鷲鳥不群 戦争反対 ウクライナに平和を。Мир в Украине.
@CallinShow
初見の人間について行ってその人間の行きたい歌舞伎町のバーに行くっていうのはな、ガソリンかぶってキャンプファイヤーに参加しに行くようなものだ。 x.com/livedoornews/s…
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