2024-04-29

IT系展示会で外注コンパニオン特に女性コンパニオンを使う理由

たまたまホッテントリで見かけた話題について、ブクマはやっていませんが色々と書きたくなったので、増田にて吐き出します。前職でIT系、前々職で商社系の販促経験しており、展示会には良く出展してました。RX社主のものにも定期的に出していたので、場の雰囲気は分かるつもりです。

 

  

IT系場合、ごく一部のIT商社代表格:O社)を除いて、ガツガツ営業できる人は残念ながら少ないと思います。昔、コスト削減の一環で、プロパーの若手営業のみで体制組んだのですが、見事に大半の社員が動けませんでした。ルート営業で成果を上げていたり、初回訪問問題無くこなせる社員でも、です。初対面の人に物怖じせずに話しかけて、アンケート等をしながら5分ぐらい話を繋げられるってのも、立派な技術なんですよね。

同業者や人事とも話していて同じ感覚です。業界柄、初対面適性の高いプロパー採用したり、教育するぐらいなら、外注(展示会なら呼び込み、テレアポならアウトバウンド代行)に任せて、プロパーは確度の高い案件に注力すべきだ、的な。商材にもよると思いますが、1件あたり数千万円以上~で、受注まで1年~かかるのであれば、入口外注して大量に対応し、その中から良さげなものプロパー対応するのは、人件費固定費化や費用コストを考えると妥当なような気もします。

 

外注の話に戻りますが、結局、日当数万でも外注したほうがよっぽど効果高いんです。立ち話程度で話せる情報なら半日レクチャーすれば分かってくれますし、その上、来場者にもガンガン攻めて来てくれる。それに、どうせ出展&設営費で、小さいブースでも200~300万円、大きなブースなら1000万円以上かかることもザラですので、そのうちの1割を外注費に回したほうが費用効果高いんです。ここが来場者との最大の接点ですから、ここを変にケチると前述のように出展のものが失敗になります

 

 

次に、私の主観ですが、IT系展示会で女性コンパニオンを使う理由としては、

1)出展者・来場者共に男性が多いので単純に目立つ。あと混雑時は女性の声のほうが通りやす

2)プロパー男性社員士気が上がる(と言っても、遅刻しないでちゃんと来る、頻繁なたばこ休憩が減る、来場者の見えるところでダラダラしない、ぐらいですが)

3)費用はたいして変わらない(コロナ前ですが、20代半ばだと、女性は3万円/日、男性は2.5万円/日、ぐらいでした。服装は両性とも自前のスーツ

です。

 

個人的には、1)が大きいような気がします。来場者が男女半々のノベルティショーなんかは、出展者の男女比も同じような感じでした。行ったことが無いので分かりませんが、女性向けのビューティーショー(化粧品エステ用品の展示会)なんかだとどうなんでしょうかね。2)はねぇ…、なんというか。でも実際そんな気がします。これは1)と同じで、男性が、女性が、というのではなく、同性のみの中に異性を入れることで緊張感が出る、ということで。n=1ですが、「9:00開場なのでビッグサイトに8:30集合」としたら、「出勤できないので経費で前泊しても良いですか」と言っていた社員(なお弊社は品川で、定時は朝9:00)が会期4日間、毎日ちゃんと出勤したという経験もあります

 

 

最後に、外注からグイグイ来る問題ですが…たぶん彼ら、彼女らも外注元請けから切られないように、そしてステップアップするために必死なんだと思います。我々プロパーは受注金額評価されますが、外注場合名刺の枚数で評価されるしかありません。また彼ら・彼女らは、若い劇団員お笑い芸人とが多いようであり、ここでステップを踏めば、展示会における大勢の前でのプレゼン要員(5万円~/日。質疑はプロパー対応するので外注でもOK)や、企業研修講師10万円~/日。コミュニケーションや演技など)とか、時間自由が利いて、割のいい企業相手仕事に就くことができる、と話していました。

 

 

以上です。なんか文章的になったり、箇条書きになったり、殴り書きでスミマセン。でも1つの経験から

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん