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中学生から株を始めて19歳で“億り人”に!現役医学生トレーダーが資産1億6000万円になるまで

 新NISAの開始や日経平均株価の上昇など、投資の話題が賑わい、国内の投資機運はかつてないほど高まっている。  そんな中で、弱冠19歳にして株で1億6000万円超の資産を築いた若者がいる。「造船太郎」の名前で活動する同氏のこれまでの生い立ちや株必勝法をお届けする。
造船太郎氏

弱冠19歳で億り人となり、医学生としても前途洋々な造船太郎氏。株への哲学を聞いた

 造船太郎氏は現在総資産1億6000万円ほど。19歳でそれほどの資産を投資で築いた同氏は、一体何歳から投資を始めたのか。 「始めたのは小学5年生、11歳ぐらいですね。なぜ始めたのか、はっきりとは覚えていませんが、母親が株式投資をしていたので、投資が身近だったんだと思います。とはいえ、母親はイオンなどの株主優待で人気な銘柄を買って放置する感じで、そこまで熱心ではありませんでした。経緯は覚えていませんが、そういう影響もあり、かつ当時からスマホを買い与えてもらっていたので、親の口座で投資を始めましたね。始めるにあたって親が運用資金として100万円くれたんです」

やがて仮想通貨にも進出し、資産が一気に2000万円に

 子どもへ投資のために100万円をポンと出すとは、なんと寛容で金融教育に長けた親御さんだろう。当時から「値上がりを求めて買っていた」と話す造船太郎氏が最初に買ったのは、明治ホールディングスの株だったという。  しかし、中学受験を控えていた造船太郎氏は「買って数ヶ月持って売る感じ」と、まだこのときは片手間で投資を行っていた。 「中学1年生になってから、がっつりデイトレーダーみたいなこともやり始めました。ストップ高の銘柄をデイトレしたりとか。ただ、その頃に親にもらった100万円を溶かしてしまい、しばらく投資をしていない時期も中学時代は長かったです。投資に懲りたというより、すぐお金をお願いするのは気まずいから、しばらく間を置こうという魂胆でしたが(笑)」  高校に進学し、勉強やその他の活動が忙しくなった造船太郎氏は投資活動を休止する。再び本格的に熱を入れ始めたのは17歳だった。 「株ではなく、仮想通貨関連の案件で100万円を一気に2000万円に増やすことができたんです。その2000万円を種銭にして、株に突っ込み現在まで本格的に活動しています。17歳になると未成年口座が作れたり、18歳からは信用取引も使えたりしたので、投資の幅が広がりました」  造船太郎氏は高校卒業後1浪を経て、この春から医学部生となった。つまり、浪人中に大きく資産を増やしたわけだ。
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株に費やす時間は1日1時間ほど
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