カルドセプト25万本出荷!?なトンデモネタがあったので今回は
お店が最も気を使う
消化率のお話し、
もっと掘り下げてみましょう!
初回出荷60万本!!
初動は30万本!
初週消化率50%
な例で書きますと
30万本、店舗に残っている計算ですね。
現在、日本全国でゲーム取り扱い店は2000~2500店舗と言われています
(ちょっと正確なデータは手に入りませんでした・・・・)
300000÷2500
これで計算すると・・・・・・一店舗あたり平均
120本、在庫が残る計算になります。
消化率50%ですから120本も売れてて利益出ているだろう!ってなりますが
ゲームは1本売れ残ると10本販売の利益が吹き飛ぶ世界、
120本も残ったら正直、そんな利益は一瞬で消し飛んでしまいます。
もちろんこれはあくまで「平均」のお話し
5本しか残っていないお店があれば1000本以上売れ残っているお店があるって事です。
お店の大きさは色々ありますからね。
ゲームは初週だけで終るものではありませんのでもちろん翌週、翌々週も売れていきます。
特にポケモンや妖怪ウオッチのように初週販売も凄いソフトは
リピートの遅さも考慮して多めに取ることは珍しくありません。
が、ゲームタイトルor初週消化率20%以下(緑茶状態)の場合、そんなのんびりなことも
言って入られない状況になってます。
通信販売が身近になった近年では早々に見切り価格を付けてくる店が増えたんですよね。
最初は一部の人しか知らない通販価格ですが
そこで価格が元に戻らないと
大手量販店、
大手チェーン、
街の小さなゲーム屋にもジワリジワリと暴落の波が押し寄せてきます
はっきり言ってこれがメッチャ怖い
結果、ゲームの取り扱いがドンドン縮小する大手チェーンも増えてくる訳です。
個人的な感想で売れ残り本数の怖さで言うと
10万本出荷5万本販売(消化率50%)>まだなんとか・・・なる・・かな?
20万本出荷10万本販売(消化率50%)>け・・・けっこうヤバいな、
30万本出荷10万本販売(消化率30%)>
>60万本出荷30万本販売(消化率50%)>
今の出荷規模で言えば
10万以上売れ残るのは3DS以外あり得ませんが
出荷の多いソフトは実は諸刃の剣、って言うのが判っていただけると思います(笑
10万本残ろうものなら一店舗平均40本ですからね・・・
これが初週消化率20%だった日にゃぁ・・・もう!
ミリオンソフトはゲームが沢山売れるのでとってもありがたいのですが
ゲームソフトはなにもミリオンソフトだけではありません。
もっともっといろんなゲームを買いましょう!(笑
埋もれた名作も多いですよ!
コメント
コメント一覧 (15)
戦闘機ゲーはエスコンしかやったことないけど、スタフォはどうも楽しめない
メーカーも小売りも最小限の在庫ですませるために、生産も流通も発注も高速化していっています。
そんな中でリピート生産が遅いマスクROMを採用したり、少量再生産を認めなかったり、ビジネスモデルが古すぎるんですよ。
メーカーと小売りが敬遠する一番の理由はそこだと思います。余計な在庫を作りたくないメーカーと持ちたくない小売り。ここに対応して改善しなければ、次世代機も同じことになるでしょう。
在庫絡みではよく見かける押し付けってみんな当たり前に言いますけど今時そんなもんあるんですかね?分配のアレとかを除いて
バンナムが小売に押し付けて売り逃げガーとか。取る方が悪くね?って思いますし、実際やらかしたシリーズは以降絞られてるんで自由に受発注されてるように見えるんですが実際どうですか?
発売されて初週が60%の消化率しかも2,3日後にはG出すとか言う発表
売れる要素がない状態で、400万本出荷(CMでは売れたかのような口ぶりで400万人が遊んでる~と言う)
今いろんなお店であの価格なのは納得しますね
もちろん取らないという自由はありますけど、そうすると人気ソフトのときに絞られる
ガンプラですけどバンダイは相変わらずアソート販売やってるみたいですし、ゲームでも体質同じじゃないですかね
大量に売れる事を見込んで数を受注させられた上に、分納でキャンセル不可。
前金でしたっけ?
数が出る分、評判が悪けりゃ中古で出回るのも早いでしょうし、消化率が悪ければ在庫も大量にあるのに中古も潤沢。
なのに後から後から新品の納入される。
値引きなんてなしでしょうし。
更に、腕と運でほぼ完売出来る予定が、大手通販の読み違えからの値崩れで巻き込まれるとかもありますしね。
こう考えると、よほど肝が据わってないとバイヤーなんてやってられないですよね。
中小だけじゃなくて、大手も担当者は動く金が増える分リスクもストレスも高くなって、商品自体の取り扱いが減るのかも。
小売りの仕事に触れてれば消化率が重要なのは良く分かりますね
バイトでも仕入れ値と経費考えると臆病になるレベル
違う話ですが万引き一回がかなりの売り上げを吹っ飛ばすと言うのも有名ですよね
台湾ゲームショップの在庫問題は前に言ったように、日本メーカーのPSハードのタイトルの場合は日本語アジア版と後発の中文版は発売日の差があって、前者の在庫数を計算しないと、死亡しやすいです
例えば、7/21に発売するゲームはもしゲームがアジア版を注文した時に、急に中文版が8月に発売と発表したら、アジア版が売れなくなる在庫になる可能性があります
台湾のCS機ゲーマーは50万人前後と聞いたが、こんなに中文版を出ると見ると、もうちょっと上かもしれないです
ゲーム機メーカーはもうちょっと小売に優しいければね…(´・ω・`)
市場をほぼ完全無視して、ほぼ輸入品のにんてんdもダメだけどw
小売で買わない時あるんだよな〜
売れ残ると、利益吹き飛ぶとか言われると
やっぱり小売で買ってあげたくなります
生活必需品なら大量仕入れによるスケールメリットも生かせますが、娯楽産業に過剰は禁物ですね。
子供の頃はゲーム屋さんで仕事わするの憧れていたんだけど現実は厳しっ。
なりぞう様はどんな理由でゲーム小売を生業に選んだんでしょうか?
いたってフツーですよw
会社を辞めてアルバイトで入ってそのまま正社員ですw
もしろそっから波乱万丈なのですがそれをネタにする時はあるのか!?(笑
カグラ2は初回出荷9万本以上で初週の消化率は5割未満、すぐにワゴン行きも伸び悩む
小売りはもちろんメーカーもブランド価値を考えると損は大きいでしょう
予約はバスターズと同じくらいなのに出荷は倍くらいあるそうですが
「あれ、前作って15万本くらい売れてなかったっけ?今回10万行くかギリギリだなぁ・・・」みたいなの