L→R 藤澤涼架(Key)、若井滉斗(Gu)、大森元貴(Vo&Gu)、山中綾華(Dr)、髙野清宗(Ba)

L→R 藤澤涼架(Key)、若井滉斗(Gu)、大森元貴(Vo&Gu)、山中綾華(Dr)、髙野清宗(Ba)

【Mrs. GREEN APPLE】僕らの音楽で1
秒だけでも温かい気持ちになるのなら

等身大で音楽をやって いろんな世代に
楽しんでほしい

今回の2ndミニアルバム『Progressive』ですが、どんなふうに作っていったのですか?

大森
前作のミニアルバム『Introduction』は僕が持ってる思想や概念、世の中への無常観みたいなものを歌っていたんですね。でも、今回は無常観がある中で“何を大切にしていこうか?”と思った時に、やっぱり対人だよねと。人との出会いややさしさ、温かさが、無常観の中でもとても尊いことだと思っているので、対人の曲が多いと思います。

では、それぞれの思う、聴きどころや推し曲を教えてください。

藤澤
ライヴでもやっていた曲を詰め込んでるんですけど、3曲目の「CONFLICT」と最後の「WaLL FloWeR」がアルバムのために書き下ろした曲で。中でも「CONFLICT」が好きです。“CONFLICT=葛藤”なんですけど、みんなの胸に希望や夢がある中で、そこに向かっていくからこそ葛藤がある、みたいなことを感じるんですね。サウンドも明るくて突き進む感じで、キーボードのイメージもたくさん浮かんだし、音色にも一番こだわった楽曲なので。お薦め曲です。
山中
4曲目の「アンゼンパイ」ですね。今までレコーディングした中でも初めてのポップな曲で、こういう曲もやるんだなって、初めて表現できたと思うし。ライヴではカッコ良い曲が多いですけど、こういう可愛い曲もあるし、でも詞を読むといろいろ考えさせられて、いろいろやりたいけどできることはひとつに絞っていかなきゃいけないということも書いてあるし。楽しい中にも教えがあるというのが、聴きどころなのかなと思います。あと、「WaLL FloWeR」は今までで一番ストーリー性があって、映画を観ているような感じなので、それが伝わればいいなと思ってます。
若井
僕は2曲目の「ナニヲナニヲ」。サウンド的にもガツガツした感じで、歌詞も突き刺すような感じなんですけど、最後に心が温かくなるような感じがあるので。ライヴでも毎回やってるんですけど、核となる曲だと思ってます。ずっとやってきて、やっとレコーディングできました。
髙野
全部お薦めなんですけど。曲ごとに変わった面があって、「ナニヲナニヲ」はロックサウンド、「CONFLICT」は壮大な感じ、「アンゼンパイ」はポップ感、「日々と君」は温かいけどひと筋縄ではいかないぞというバラード。ベーシストとして成長したと思うのは「CONFLICT」で、推し曲は「アンゼンパイ」ですね。一番和気あいあいしているので、その感じが伝わればいいなと。
大森
書き下ろしの2曲を作る際に、メンバーと腹を割ってしゃべったんですよ。“今までこういうことをしてきて、今こういうものが作りたいんだ”って、深いところまで。特に「CONFLICT」は、マスタリングが終わった時には泣くかと思いました。辛いところもしっかり歌えた曲で、深く深く潜っていくのは辛いことだけど、最終的には“僕らはこうやっていきたい!”と歌っているし、そこまでいけたことが自信になりました。

個人的に、大森くんの歌詞の言葉の選び方がとても誠実で、真っ直ぐな生き方が映し出されているのが素晴らしいなと思います。

大森
どの年代の方が聴いても、先入観なく聴ける歌詞でありたいと思いますね。曲を作る時はカッコ付けないで、ありのままに、きれいなところも汚いところも歌おうと思っているので、等身大の歌詞だと思います。例えば“小学6年生だった頃の自分がこれを読んだ時にどう思うか? 10年後の自分が読んだ時にどう思うか?”とか、考えますね。

応援歌とか、人を励ましたいと思って歌を作るわけではない?

大森
あんまり、大きいものじゃないですね。誰かのためにというよりは、自分が聴いた時に励まされるものがいいなと思って作ったのが、「我逢人」だったりするし。

なるほど。みんながそれを共有してくれれば…。

大森
そんなに嬉しいことはないです。

今年は注目も一気に集まると思います。最後に今後の目標は?

大森
等身大で音楽をやって、いろんな世代の人たちに楽しんでもらいたいです。音楽はひとつの表現方法なので、娯楽として人を楽しませたり、気付いてほしかったり、そういう気持ちがあります。今は“自分勝手だなー”と思うことが結構あるんですよ、例えば電車に乗ってる人を見ていても。そういう人たちが、僕らの音楽で1秒だけでも温かい気持ちになるのなら、素晴らしいことだと思うので、そういう音楽を作っていけたらいいなと思います。
『Progressive』
    • 『Progressive』
    • MGAL-0001
    • 2015.02.18
    • 1620円
Mrs. GREEN APPLE プロフィール

ミセス・グリーンアップル:2013年4月結成の5人組バンド。作詞、作曲、編曲の全てをヴォーカル&ギターの大森元貴が手掛けており、15年7月にミニアルバム『Variety』でメジャーデビュー。18年4月に発表した3rdアルバム『ENSEMBLE』はオリコン初登場3位を記録。アルバムを提げてのワンマンツアーはファイナルの幕張メッセ国際展示場2デイズまで全公演即日完売。シングルと同時発売で最終公演の模様を収めたDVD&Blu-ray『ENSEMBLE TOUR 〜ソワレ・ドゥ・ラ・ブリュ〜』をリリースする。Mrs. GREEN APPLE オフィシャルHP

OKMusic編集部

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