保育園での生活 みんなが大好き
蒼君は生後10か月のころから、高知市の一宮保育園に通っています。4歳までの子ども1000人あたりで見たときに、障がいがある子どもを受け入れる保育所の数が全国で一番多い高知県。園児たちはみんな、蒼君のことが大好きです。

リズムに合わせた遊びでは、おともだちが蒼君の手を取ります。蒼君も、みんなのことが大好きです。
(一宮保育園・特別支援担当保育士 岡林小百合 先生)
「“蒼君くんは蒼君や”っていうのがある。みんなが蒼君が大好きで、蒼君に対して優しい。蒼君中心でいてくれるので、和気あいあいと。蒼君も友達が好きなので、近くに来てくれたらすごく笑顔になる」
園には、蒼君のサポート専門の保育士がいて、装具の取り付けや食事の手伝い、また、友達とのコミュニケーションの手助けもしています。そばで蒼君を見ている保育士も、日々、蒼君の成長を感じているといいます。
「一人でこうやって長時間座れることが(以前は)難しかったけど、出来だしたり、歩行器も長時間スムーズに乗ることが難しかったけど、そこが成長ですかね。いろんな表情を見せてくれるようになった。身長も高くなって『お兄ちゃんになったね』ってみんなに言われる」

自宅でも、保育園でも、みんなに囲まれて、毎日が楽しい蒼君です。